確かにこちらも分かりやすいのですが、扱っている内容のバランスがあまり良くないように感じられます。大学教養課程くらいであれば、出版の新しい「やさしく学べる微分方程式」のほうが良いでしょう。

入門と名のついた数学書の多くは入門者にとってわかりにくい本が多いものですが、この本は親切に初学者が分かり易いように書かれたホントの入門書です。線形微分方程式ではその解が線形空間を成すことが書かれています。数学おばさんの事件簿で微分方程式の応用についてもお話し風にまとめられています。この本を読み終わって問題も解き終われば微分方程式の初歩がマスターできます。ただし、問題は自前のノートに１題ずつやった方がいいと思います。

微分方程式の初歩を一通り理解するための最適
書だと思います。

微分方程式の教科書って、どれも分かりづらいですよね。この本はそんな常識を変えてくれました！解法が１つ１つ穴埋め式になっていて、必ずマスターすることが出来ます。先生と教え子役のネコのキャラクターがいたりして、ちょっと某通信教育のテキストを思い出してしまった。

独学でやるにも、試験前にラッシュで勉強するにも最適な本です。とても解り易く丁寧に問題が解けるように段階的に説明されています。微分方程式は現実の事例を元にしていることも多いので、計算法だけでなく微分方程式の意味をしっかり解説しているところも良いです！　オススメです！