自己を知りつくしてるアンナちゃん
★★★★★
私のまわりでも、出来ちゃった婚や出産時のエピソードを色々聞くのですが、ベイビーが産まれてお祝いに行くと、いや…実にプリンセス扱いされてる傾向。が、私自身そういうのはイヤだ〜!とつくづく思っていたら、アンナちゃんも私と同じ考え方だった。私より若いアンナちゃんが、しっかりと未来の事まで考えていた。他タレントさんのエッセイ本よりずーっと実になる。タメになる!
頑なで自由
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この人の、他人に流されない強固な考え方、そしてリベラリズムは素晴らしい。「子供がふたりを結んでくれる」(できちゃった結婚について)、「子育て本がすべてじゃない」、「好きでもないモーツァルトとか聴いてても、何も気持ちよくないでしょ?」(胎教について)、「痛みがあるから感動するし、痛みがあるから愛せるんだと思う」(無痛分娩について)、etc.…。
また、子育て関連のみならず、自身の悩みを吐露している箇所もあり、その姿は奔放ながらもいじらしくて、ああ、こういう状態が、生を謳歌しているというのだな、と感じさせられる。本書のタイトルである「HAPPY DAYS」という言葉は、彼女が、悩むこともマイナスなこともすべて含めた上で、自身の人生に感じる言葉なのだろう。
おそらく土屋アンナは、人は死ぬまで独りである、ということの本当の意味をよくわかっている人なのだと思う。結局は独りだからこそ、誰かを真剣に愛せるし、また悩むことも恐れないし、他人に左右される弱さを持たない。そして、潔くひとりになることもできる。二十歳そこそこで、このことを無意識に知りつつ生を謳歌できるのは、実は誰にでもできそうでできないことだと私は思う。
彼女のように生きられたら、どんなにひとつの人生は輝くことだろうか。
裏表紙の、息子を高く抱き上げた彼女の写真は美しい。私は飽きずに眺めている。
〈アンナはBABYといっしょに成長していきたいから、変な知識、他人の子育てとかは関係ないね。自分は自分よ。〉(本文より)
結婚、妊娠、出産を通じてのエッセイ
★★★☆☆
ジョシュアくんとの出会いから結婚、妊娠、出産まで、またアンナちゃんの宗教観や好きな花、音楽、動物、アンナちゃん自身の生い立ち、1歳になる息子SKYくんのことなどをテーマとしたエッセイです。内容は1時間もあれば読める程度で、20〜21歳のアンナちゃんの等身大の言葉で語られています。ジョシュアくんのツーショットや、SKYくんのお宮参り、アンナちゃんの子供時代など、小さいものも含めてプライベートっぽい写真がカラーで20点ほど載っています。人生においての大きなターニングポイントといえるであろう妊娠、出産などの時期でも、アンナちゃんはいつもどおりのマイペースっぷり。彼女のファンならきっと楽しめる内容だと思います。そうでない人にとっては平均点レベルのタレント本、かな。内容はあまり多くありませんが価格もそれほど高くない1200円なのでよし。
離婚しちゃったが。
★★★★☆
こういうタレント本は、大抵文字が大きくて、「そのときに思った。私、世界一シアワセだって。ちゃーんと聞こえたの。そういう声が。」みたいな、ブツ切れの言葉の連続で、中身もどういったらいいのかって感じでこの本もごたぶんに漏れずそうなのだが、僕は土屋アンナの顔が好きなので楽しかった。写真がいいからいいんじゃないでしょうか。梨香もブレンダもシホもYOUもオシャレ芸能人の生活写真+エッセイ本ってみんなそうだし。
アンナの世界がたくさん☆
★★★☆☆
アンナちゃんの考え方や生き方が、アンナちゃんらしく書いてあって読みやすい本だった。アンナちゃんの恋愛観には見た目のかわいさとギャップがあって驚いた。アンナちゃんが結婚するまでのことや、妊娠の時のこと、子供のスカイ君が生まれての生活がアンナちゃんの言葉どうりに綴られていていいです☆出産してからのダイエット法なんかも書いてあり、試してみる価値はあります。その他にもアンナちゃんの幼いころの写真もあり楽しんで読むことができます!!