リスペクト!コーヒーハンター!
★★★★★
コーヒーハンター川島氏の生き様が書かれています。強い信念と行動力に憧れます。
青春をコーヒーに賭けて
★★★★★
「コーヒーハンター」というタイトルからは内容が少々判りづらいが、実際にコーヒーハンターの名に負けない経験と知識を持つ著者がその半生を書き下ろした、コーヒー好きにはたまらない一冊だ。その内容は植村直己の「青春を山に賭けて」のような、若者向け冒険ものとして読んでも面白く、なおかつ、エルサルバドルの国立コーヒー研究所で学んだだけあって、面白いだけでなくコーヒーの品種・栽培・加工・焙煎に関する詳しい知識やサステイナブル・コーヒーの概念、コーヒー業界の裏話についても知ることが出来る。「ブルボン・ポワントゥ」という通常よりも細長いコーヒーについては初めて知ったが、著者のこだわりがきっかけになって、産地の仏領レユニオン島の地域おこしに繋がるストーリーはなかなか感動的だ。
読み物としては面白いのですが。
★★☆☆☆
珈琲という特異な分野の本に興味を持つ人は、珈琲の知識や抽出技術の向上など、実務に役立つ内容を期待して読むと思うのですが、知識の部分で多少役立つ物があるものの、書いてあるほとんどが本人の苦労話でしかありません。
主題のポワントゥにしても、本の中ころにようやく現れ、それまでは長々と苦労話が続きます。
内戦中の話など緊迫する部分もありますが、珈琲に関心があって読む身になれば、それも余談にしか思われず、内容のほとんどが余談に終始します。
ただ、筆者の珈琲に対する情熱には感動します。
情熱の伝わる本でした
★★★★★
昨年、ブルボンポワントゥを購入して飲んで美味しかったので、どのように復活したのか興味があったので購入しました。
著者のコーヒーに関する豊富な知識、人生経験のすごさにも驚きましたが、
なにより、一番すごいのは「コーヒーにかける情熱」だと思います。
珈琲豆一粒に色々な物語が込められているのだなと、認識させられました。
コーヒー好きな人には是非読んだほうがいいと思います。
コーヒーをめぐる冒険
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どんな仕事でも、
真剣に取り組んでいる人は
熱い思いでそれに臨んでいるわけだが、
コーヒーをめぐって、
こんなに熱く仕事をしている
「コーヒーハンター」がいるとは、
知らなかった(そもそもその仕事も)。
エルサルバドルでは、
その現代史を目の当たりにしつつ
コーヒーを学び、
ジャマイカとハワイでは、
学んだ技術を現地で活かし、
そして、レユニオン島で、
幻のコーヒーの復活に賭ける。
ドラマのような話だが、
実話で、しかも面白いのがすごい。
なによりも、著者が魅力的だ。
お気に入りのコーヒーを飲みながら、
読みたい。