彼だけが観る世界の音
★★★★★
【盲目のギター・ソウル・シンガー】なんて触れ込みを観て、試聴。
即購入。
ひさびさに感動的な音楽に出会いました。
歌声もギターもずば抜けて気持ち良いです。
これぞソウル!!
ぜひ皆様も。
いいな〜、メロディアスな2作目!
★★★★★
デビュー作ということで前作の「State of Mind」が、ラウルの個性的な面を目立たせるためか、かなり目一杯リズムを強調していたせいと、
ギターを引っ掻いたり叩いたりする音やボーカル・トランペットという目新しいものを目立たせていた気がする。
この2作目は実にメロディアス。
歌詞もメッセージ性が強い。
この”物語性”の故にミドーンは、前作のような軽業師のような歌い方をする必要がなかったのだろう。
ミドーンは今回はエレクトリック・ギターも引いている。
どの曲がどうというより、アルバム全体として統一感がある。
何回も何回も聞いている。とてもいい作品だと思う。
一作目に予感させたように、偉大な"Singer"が誕生したように思う。
前作より奥が深いです。
★★★★★
ラウル・ミドンのセカンドアルバムです。前作ではあの叩くようなギター演奏スタイルで強烈な印象を与え、なおかつメロディアスな楽曲を届けてくれましたが、今回は詞の内容を見る限り非常に広い視野で見ている作品です。コマーシャルなアッパーなラブソング、第一弾シングルの#1.ミッシェル・ンデゲオチェロが参加しているラブ・ソング#2、奥さんに宛てて書いたらしい#5とまぁここまではいいんですが、ネット社会に疑問符を投げかけている#3、自らの理想郷を歌った#7、タイトルどおり
グローヴァル視点に立って歌うメッセージソング#10、これら3曲は前作になかったパターンといっていいでしょう。
ただ前作に引き続き、華麗なギターテク、多少抑えられているマウストランペットなど今回も聴き所満載です。
もっとアッパーなラヴソングが入っていれば100点満天ですね。けど、今回も星☆☆☆☆☆。