今・・・日本は“フランス革命前夜”である(;'Д`)ハアハア
★★★★☆
(;'Д`)ハアハア ホッカルさんは“テロリスト”はまた別の“正義”だと思っている。
日本に“テロリスト”がいない事が、売国政治家の存在を増長させていったのだと確信している。
特定アジア(朝鮮・韓国・中国)への献身を至上の幸福と考え、日本国民を貧窮に追いやるばかり。
日本の政治家は“日本の国益”“日本人の幸福”を最重視するべきであり、自己の歪んだ思想を体現するために存在するのではない。
他の国では、歪んだ思想を体現しようとする売国奴への怒りは、テロ行為によって昇華されるというのに・・・・
日本にはテロリストが存在しない・・・。
おいらはすごく哀しい・・・このまま売国奴によって殺されるというのに・・・何の反抗もせず、怯えたウサギのやうに
なぶり殺しにされていくであらう・・日本人の事を思えば・・・。
誰か・・・誰か・・・日本を助けて・・・
「現代戦争論」もお勧め
★★★★☆
著者自らが述べているように、本書は十年前に出版された「現代戦争論」の続編という性格である。しかし、その内容を深化させたというよりは、事例研究に近い。だから、理論的な枠組みやテロ防止の対策などは前書のほうが詳細である。著者の考え方はほとんど変わっていないからである。
本書の結論部分は簡潔にまとめられているが、「構造的暴力」さえなくせばテロはなくなる、とするリベラルの楽天的考え方を戒めている反面、世界警察のような現実性の乏しい解決策を挙げているところは少々矛盾しているような気がしなくもない。むしろ、著者の挙げるテロリストの資金源への対策と、武器輸出の徹底した管理こそが実効性を持ち得るだろう。
もうひとつ、本書での著者の見解として、9.11テロの発生原因にかんする考察がある。いわゆる西洋的な民主主義・資本主義の価値観でテロの意義を捉えようとしても答えは見えてこず、テロリストらの信奉する世界観からすればテロの目的は自明であるという指摘は傾聴すべきものだろう。
「現代戦争論」との併読をつよくお勧めしたい。
9・11テロはニヒリズムテロか?
★★★★★
本書は2001年の9・11テロからほぼ半年後に出版されており、テロの原因としてそれまで多くの論者によって語られた米国批判や、グローバル化による貧困・抑圧といった論調に対して、冷めた視点で語られている。またそこにはテロをイスラム問題としてよりも国際安全保障や国際紛争の観点から捉えようとする著者の意向も反映している。
1章ではテロの定義の難しさが語られたうえで、「テロとは近代主権国民国家の創成、発展、解体、それに伴う国際社会の変容の過程で発生する政治的破格現象の一種である」と定義される。
このように近代国家の歴史を「発展」「解体」「変容」と分節した著者は、以下それを2・3・4章に振り当てていく。すなわち2章でテロの国際化の歴史が、1968年のパレスチナゲリラによるイスラエル機乗っ取り事件を起点に、次々と語られ、その中で自爆テロの合理性が特筆される。3章では、隆盛を極めたテロが、共産陣営の衰退や崩壊によって次第に消滅していく経緯が、そして4章では、それに代わるイスラム・テロの台頭が語られる。
5・6章ではテロの現況が分析される。イスラムテロもかつては政治テロだったのが、現在では宗教原理主義に基づく宗教テロと化している。そこには根本的な世界観の対立があると著者は言う。しかし世界観の表現といっても、9・11テロは底なしの虚無を表すニヒリズムテロである、と著者は断じる。最後に、これまでのテロが航空および通信の発達を背景としたのに加え、生物・化学兵器によるメガ・テロやコンピューターシステムを麻痺させるサイバー・テロの危険が指摘され、世界規模の紛争管理体制の構築を訴えて、本書は終わっている。
鋭い切り口が見られるものの…
★★★☆☆
テロの定義は難しいとか、必ずしも明確ではないといわれる。それは確かなのだが、
1981年にレーガン政権が発足し、テロとの戦いを外交政策の最重要項目と宣言した
あたりから、アメリカは「テロリズム」の公式定義をするようになり、イギリスも
これに倣っている。
すなわち、「政治的、宗教的、思想的な目的達成のために、暴力や暴力の威嚇を行う
こと」をテロリズムとしてきた。その一方で、この定義を公言しないために、テロが
不明確となっていることは否めない。なぜか。それは、この定義が「対抗テロ」と
ほぼ同じだからである。アメリカの対外政策は、まさにテロそのものといえる。この
視点(これこそが現代国際政治を語る上で最も重要なのだが)がスッポリ抜け落ちて
いる点が惜しい。
随所に鋭い切り口が見られるものの、防衛研究所出身ということもあり、なかなか
体制を批判する立場はとりにくいのかもしれない。
これからの国際政治学の座標
★★★★☆
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