ポルシェとビーエムと清水ファンに。
★★★★☆
多くの車雑誌に登場している清水氏であるが、本書はその記事に加筆修正を加えたものだ。
同じ記述が二度繰り返されたりなど文章的におかしな部分があるが、まーそれはご愛嬌。各誌にコラムとして書いていないところが彼らしいし、同単行本の数も少ないからしかたがないことかもしれない。
だが、こと車に関するインプレは各誌でご存知の通りである。徳大寺亡き後(勝手に亡くしてごめんなさいだけど最近の徳さんは毒がたらない)モータージャーナリズムの世界は彼の双肩にかかっている。
特に「車との対話」ではモータージャーナリストとしてのエンスーな内容となっている。