孤高のメス 外科医当麻鉄彦
★★★★★
外科医刀当麻鉄彦は、1巻から6巻まで感動の連続で、息もつかせぬといった
感じで読み切りました。世の中にこれほど、崇高な精神稀にみる外科の技術を
持った人がいるとは。手術場面の描写もリアルで息を詰めて読みました。
泣ける場面あり、笑える場面もあり、本当に読後の余韻も楽しめました。
命の尊さ
★★★★☆
小児への父親からの生体肝移植が実現した。執刀医だった
実川は医学界の寵児となる。
一方手術中に母親の様態が急変した当麻は、小児への移植を
見ずに故郷へ帰る。
また当麻の勤める甦生記念病院では肛門科医の蘭(アララギ)の
ガンの転移が見られた。
当麻は救えるのか。
この巻では後につながる伏線が幾つも配置されています。
大学病院の闇、個人総合病院の策略も目につきます。
でもやはり一番大切なのはおのおのの立場よりも患者の
命であることを知らされます。
nobunobu shop
★★★★★
もう一つの白い巨頭がここにある。医療界に投石を投げかける内容もストーリー展開もすばらしい。全6巻ですが、続きが気になるので、一気に購入して読みました。
数々の手術を手がけた現役のドクターが実体験をもとに書いているだけあって、全体的にリアリティーと、生々しい医療業界の問題点を浮き彫りにしている。
医療に興味の無い方もはまる事間違いなし。
展開も速く、専門的な内容ながら、分かり易く読みやすい。
テンポ良く、ストレスフリーで読める。手術シーンのリアリティは圧巻。
読めばすぐに作品にはのめり込むだろう。