落ち着いた雰囲気
★★★★☆
初めて聞いたときに、1 stソロアルバムの"Girls With Guns"ほどの衝撃は受けませんでしたが、聞けば聞く程好きになるような曲が多いと思います。(5)のカバー曲も素敵です。個人的には(3)と(7)が好きです。全体的に癖のある曲ではないので、構えて鑑賞するよりも落ち着いた雰囲気で聞き流しながらくつろぐのに良いのではないでしょうか。
名作
★★★★★
パンチの利いたロックナンバーの一曲目から始る快作です。
サヴァイヴァーのカバーである5(これがまた名曲)とラストの10以外の曲はすべて、Terry ThomasとTommyの共作で、プロデュースもこの二人で行っています。TerryといえばGiantのアルバムやTesla、Brian Howe期のBad Companyのアルバムを手掛けている人で、そのせいかキャッチーで癖の少ない、ややハードロック調のアルバムに仕上がっています。(個人的にはTerry Thomasのかかわったアルバムはお気に入りが多いです)5が浮かずにアルバムになじんでいます。
What Ifは未聴なのですが、ファーストの流れを汲んだままロック色が強まったという感じでしょうか。リマスターのせいでしょうか、サウンドが非常にクリアでギターサウンドもソリッドでかっこいいです。とくに5で聴けるTommyのハイトーンもきれいです。
Girls With Gunsのようなこれっ!!という名曲はないですが、完成度の非常に高い捨て曲なしの名作かと思います。
屈指の名曲。
★★★★★
とにかくサバイバーのカバー『Ever since the world began』の素晴らしさに尽きます。
サウンド、歌唱、アレンジの全てに於いてオリジナルを圧倒的に上回っています。
サックスって素晴らしい楽器だなと素直に思えます。
TOMMY SHAWの圧倒的に澄んだ、パワフルな高音も文句なし。
泣けます。
個人的にはBozの『We're All Alone』とタメを張る名曲、名演、名唱です。