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クラウドの象徴 セールスフォース

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: インプレスジャパン
Amazon.co.jpで確認
2009年頃までのSalesforce.comのシェア拡大が具体的に分かる本 ★★★★★
Salesforce.comとビジネスをしている立場で、同社のビジネス理解を深める為に読みました。
Salesforce.comの社員の知り合いからも分かりやすいので読んでみたらと推薦されて読み始めました。

同社の製品特長や、導入のメリット等の概略からはじまり、小規模環境でのSFA及びWebリード管理の手法、
酒造メーカと非常に旧体質の企業での事例、大企業やパブリックで何故Salesforce.comが採用されたのか
等、導入ユーザコメントや”何故SFDCに決めたのか”の生の声が聞ける本でした。

出版が2009年なので、最近のChatter等には触れていませんが、SFA・CRMからPaaSやクラウドコンピューティング
と呼ばれるITシステムの基盤としての採用例も掲載れており、最近のSFDCを象徴する様な事例も含まれており
Over viewを取るのに最適な書籍だと感じました。

”今のSalesforce.comを知る”という点でお勧め出来る書籍です。
得るものがありませんでした ★☆☆☆☆
顧客に対するインタビューに基づいて執筆されているが、掘り下げに乏しく、一般的なCRMのメリットと変わらない部分が延々と続き、読んでいて苦痛だった。実際のところセールスフォースが何なのか、何がどう良いのかはカスタマイズ性、提供開始スピードなどに限定されており、セキュリティや可用性に到っては、既に大手企業が採用しているから大丈夫と思われる、レベルの記述で終わる。技術的な掘り下げを期待する読者には勧められない。
感想 ★★★★☆
具体例と、導入した企業さんのコメントが載っており、おもしろかったです。
セールスフォース社の競合他社さんは、読むと参考になるのでしょうかね。
ども。
セールスフォース社の概要について知りたい管理職にうってつけの本。 ★★★☆☆
 本著は、セールスフォースのサービス利用者である企業、団体へインタビューすること
によって、セールスフォース社を浮き彫りにしようと試みている。サービス利用者は、そ
れぞれが抱えた問題(用件定義が定まらない、納期が短い、システム専従者不在等)を解
決するため、セールスフォースを利用するに至った。それぞれ、利用するに至るまでの過
程は様々だが、「何故、自前のデータセンターではなくクラウドを選択するのか?」につ
いて考えるヒントを与えてくれる。

 サービス利用者へのインタビューが終わり、これからセールスフォース社への取材内容
が書かれているのかと思ったら、肝心要のセールスフォース社へのインタビュー内容は希
薄であり、欲求不満に陥る。セールスフォース社へ取材したのかすら怪しい。

 だが、今後のシステム調達・構築について、セールスフォース社の解説を通してまとめ
たのは本著の良いところだ。

 「セールスフォース社の概要について知りたいけど、セールスフォース社の営業を呼ぶ
までではない」という管理職にうってつけの本。セールスフォース社の詳細な技術・シス
テムを知りたいというシステム担当者や SIer にはお勧めしない。
ITの構造改革!クラウド・コンピューティングとは ★★★★★
クラウド・コンピューティングとは何か?!
言葉の意味ではなく具体的な九つの事例から解きほぐしている。

各企業や団体の導入に至る経緯や導入後の”生”の声を読み進むうち
クラウドの位置づけが見えてくる。

1999年にアメリカで創業し2000年に日本進出を果たしたセールスフォース社。
すでに世界で6万社の顧客を持つという。

筆者はこのセールスフォース社をクラウドの分野で最も成功した企業のひとつとしてとらえ
後半は同社の生い立ちから未来の戦略にいたるまで解説している。

筆者いわく
”クラウドとは何かの技術を示したものではなく、様々なビジネスが立ち上がりつつある「現象」を示す言葉である。”
重要なのは「技術」が「ビジネス」というステージに上がり評価されるということだ。

この書籍はクラウドを絶賛するものではない。
現象として客観的にとらえ同時に課題も明確に指摘している。
何のためにクラウドを利用するのか、その指針となる一冊である。