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悪の華 (集英社文庫)

価格: ¥771
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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詩や翻訳の評価ではありません。 ★★☆☆☆
作品としては僕にとって満足するものです。
しかし読みにくい!印字がはっきりしていなところがあったりして見にくいです。
旧漢字を使っているので尚更です。
まあ初版が古いのでしょうがないのかもしれないし、岩波の文庫本ではよくあることですが・・・
しかし現代漢字に直してあったら、とても読みやすいと思います。
あと、印刷をきれいに。
そこらへんがなんか工夫というか気配って、若い人にも読みやすくしてほしいなと訴えてみます。
現代的「悲哀」の始まり ★★★★★
フランス語のできない浅学の者の意見ですが、フランス象徴主義文学の先駆者にして、現代の「悲哀」をここまで壮絶に描いた詩集は無いと思います。注目すべきは、身の毛のよだつような情景描写の精緻なリアリズム。パリ情景における『七人の老爺』とは、まさにボードレール自身のいる世界(神は7日で世界を創られた)そのものの象徴ではないでしょうか。阿片熱と鬱に侵された、あまりにも現代の悲哀を知りすぎた詩人の傑作であり、『巴里の憂鬱』と一緒に読まれたい。
真実を探し求める《魂の書》 ★★★★★
『悪の華』=《退廃的》。というイメージが強くて読みのがしていたのですが、実際に読んでみると、思ったよりもずっと《正統派》の詩集でした。汚れた世界の中で、失われた《美》と《真実》を探し求める魂の軌跡は、とても感動的です。一見、異端的なように見えて、実は正統派。そんな矛盾した存在感がとても魅力的な、素晴らしい詩集だと思います。
カッコイイ! ★★★★★
ボードレール。いろいろと問題のあった人のようですが、詩人としてはとてもカッコイイ人です。「悪の華」というこのタイトルがもうカッコイイ。
ただ、この世界が嫌になっている人はかなりはまっちゃうと思います。
実際、私も受験の1ヶ月くらい前に彼に出会い、勉強を辞め、詩人になるのだ!と詩を書き始めてしまいました。まあ、いい思い出ですが。
そういうわけで、人によっては不気味な精神世界をさまようことになるかもしれません。お気をつけていってらっしゃいませ。
噫、無惨! ★★★★★
堀口大学氏の作品として読む方が良いかもしれない。
ボドレール氏のとして読むのならば、原文を読んだ方が手っ取り早い。

読んでいて、だんだん空虚で背徳的な世界に引き込まれてゆく。
ゴシックが好きな人にお勧めしたい。