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リード!リード!!リード!!!

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: エイベックス・クラシックス
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さっぱりした演奏 ★★★☆☆
吹奏楽の神様リードの作品集。

どの曲もさら〜っと流された感じがします。
リードの曲はもっとどっしりして、タメるところは十分にタメて!!というイメージを持っている私には物足りないです。

これも別の解釈の一つとしてあるのでしょう。
今後は、バーンズや、スウェアリンジェン、ハックビーなどの作品集も収録して欲しいなと思います。
A.リードも絶賛したシエナのSound! ★★★★★
金聖響&シエナのリードは素晴らしいです。通常はほとんど吹奏楽の専門家にしか演奏されないオリジナル曲ですが、クラシックの専門家が創りあげる音楽のなんと美しいこと!聞き慣れたテンポよりもやや遅めで、吹奏楽でありがちな勢いに頼ることなく音楽的に丁寧に解釈して演奏されています。プロにかかると吹奏楽曲もこんなに美しく変わるのか、と嬉しくなります。…作曲者アルフレッド・リード氏は生前、佐渡裕指揮のシエナが演奏する「アルメニアン・ダンス」を「今まで聴いたアルメニアン・ダンスの中で最高の演奏」と絶賛したそうです。いまや全世界で演奏されているリードですが、作曲者自身が認めた最高の演奏が日本のシエナだなんて嬉しいですね!…いま学生吹奏楽の世界は、迫力や勢い、音量より「表現力」を問う時代になっています。このアルバムは、あらためてオリジナル曲の表現方法を研究してみようというコンセプトで作られた、とも言えるでしょう。佐渡氏のエキサイティングでアグレッシブな演奏に比べて物足りない方もいるでしょうが、私はむしろ美しさと迫力と音楽性が兼ね備わった魅力的な演奏で、吹奏楽を変えたとすら感じます。…吹奏楽に多少偏見のあるクラシックファンの方、ぜひ一度聴いてみて下さい。吹奏楽曲ってこんなに美しいんですから!
期待と想い ★★★☆☆
CDを購入する前に収録されている曲目を見て、期待と各曲に携わった時の想いなどが
ありこのCDを購入するきっかけになった。
しかし、購入しいざ演奏を聴くと、期待と裏腹な感じを受けた。
演奏の度量や曲への追求心は十分伝わるのだが、何かが足りない。
たぶん、当時学生だった自分が演奏した時のモデル演奏とのギャップなのかもしれない。
それが頭の中で美化されて記憶に残り、その記憶との比較でそんな想いを募らせたかもしれない。
いずれにせよ、自分は十分満足したとは言えなかったのは事実。指揮者や演奏者の年代は
自分とそんなに違わないのに、演奏スタイルがここまでギャップがある事に驚きだけが残った。
金 聖響氏は、 ★★☆☆☆
こういう解釈が好きなのでしょうか?それとも、吹奏楽を余り愛していないのでしょうか?
どの曲もあっさり仕上がっています。ですが、あっさりし過ぎているような気がします。

吹奏楽と言えば、学生時代から親しんでいる人も多く、
リードには強い思い入れのある人も少なくない、と思います。
数曲、『そこはもっと引っ張って欲しい!』と強く思う箇所がありました。
個人的には『パンチネルロ』でもっと情熱的な演奏を聴きたかったです。

購入される場合は、参考音源として買われる事をオススメします。

「星2つ」にしましたが、あくまでもCDの評価です。
シエナ、金氏、そしてライブ自体の評価ではありませんので、あしからず。
シエナの力演に脱帽・・・ ★★★★☆
これだけのプログラムを1回のステージで吹ききってしまうシエナの力量には今更ながら驚かされるが、金聖響氏のやや遅めのテンポでじっくりと聴かせようとするタクトに緻密さを失うことなく追従している演奏技術はさすがである。
録音については、ホールの複雑な残響や客席の気配といったものは殆ど感じられず、ライブ録音特有の臨場感や雰囲気というものはあまり伝わってこない。(拍手なども完全にカットされている。)スタジオ録音に近い印象を与える録音なので、演奏会の記録というよりも音楽(演奏)そのものをじっくり聴かせることに重心を置いている仕様だ。

演奏内容について、率直に述べれば…
リード作品に殆ど造形のない金聖響氏の起用が、この演奏会に於いて本当にベストだったのか…という疑問は正直言って残る。
遅めのテンポでじっくり聴かせるのは良いとして、リード作品の一番の醍醐味と言える幅広いダイナミックレンジの表現やリズムの劇的な変化といった要素においては表現に物足りなさ?を感じてしまう。とにかくリード氏の作品は世界中でプロアマを問わず演奏され尽くしてきているので、一朝一夕にこれらを超越できるような代物ではない。
シエナの完璧に近い演奏は勿論ベストと言えるし、初めてリード作品のスコアを目にして短時間でここまで昇華させた金聖響氏の実力も充分に賞賛できる。しかし、総合的な芸術性に於いてこの録音がベスト・オブ・リードと言えるかどうかは、聴く人それぞれのリードに対する思い入れによって左右されるだろう。
シエナの実力をもってすれば、もっと情緒豊かで官能的な演奏が期待できたのではないか…と思うのは私だけではないかも。
勿論、一聴の価値は充分にあり、リードファン・吹奏楽ファンであれば是非聴いてみるべきであろう。