全体的にゆったりした印象の、
心地よい曲が多くを占めています。
やっぱり伊藤さんのサックスがいいですね。
TRUTHのころと比べて、よりいっそう
音色が深くなっているような感じがします。
個人的にはこんな雰囲気は好きです。
ただ、軽快な、疾走感のある曲が好きな人は
少し物足りなく感じるかもしれません。

ＢＡＮＤ形態をやめ、安藤まさひろと伊東たけしのユニットになった新生スクエアの第一作。
最初の曲を聴くまでは、正直、どんな音になっているのか不安だったが、劇的な変化はなくとりあえずホッとした。
余裕を感じる大人の音になっているのが、長所でもあり、短所にもなっている。個人的には、ＢＡＮＤ形態時の緊張感ある音が好きです。

でも、レベルは維持していますので、どちらの形態が自分の好みに合うかは、聞き比べて決められたら良いと思います。