再評価されるべき「宮崎期」アルバム2作目
★★★★★
歌謡/ポップス界でバリバリ活躍している難波氏の脱退は仕方ないことだったと思う。1999年作品。キーボードはサポートとして松本圭司が加わる。前作では演奏に徹してた宮崎氏が3曲(1曲は須藤氏との共作)書いている。本作では他の誰よりもジャズのテイストを感じさせる素晴らしい曲ばかりだ。次のアルバムではこのテイストは松本氏が存分に発揮していく。松本氏は今回サポートなので曲提供は無いが、エレピやオルガン、シンセソロなど光る演奏を聴かせてくている。もちろん安藤氏もパワフルなナンバーからメロウナンバーまで今回も素晴らしいし、則竹氏も須藤氏も曲を書き、いいリズムコンビネーションで魅了させてくれる。もっと多くの方々に触れていただきたい作品。