クラウトの星
★★★★★
初期カンにはありえなかった聞きやすさに驚く方も多いと思う。アナーキーさ加減は抑え目。
ディスコソング「アイ・ウォント・モア」なんか、「ユー・ドゥー・ライト」に痺れたファンには抵抗があるかも…ですが、単純にミュージシャンとしての、そして曲単位としてのレーティングはこっちが上。インパクトは低いかもしれないが。
ですが、おしまい「スモーク」「フロウ・モーション」なんかには驚くだろう。ホルガー・シューカイの素晴らしすぎるエディット技全開の超の字が付く奇曲。後世に永遠に残るだろう。
さらに、カンが成長している証拠に「演奏がうまい」ということがある。初期人気盤に比べ明らかに上達している。ミヒャエルはもうこの世にいないが、「マザー・スカイ」で披露した、そして全世界のギタリストを震撼させた技、インパクトはあまりないが、大いに胸を張っていいと思う。
まあ…
★★★★★
なんか演奏も滑らかで、昔のカンではないという感じなんですが、これはこれでいいです。
これはダンスミュージックですね。レゲエとか
踊れます
★★★★★
マルコム、ダモがいなくたって、カンは充分に良いんだ。そう思えるアルバム。レゲエが基本となった曲がたくさん入っています。イルミンのキーボード?の音が気持ち良過ぎる二曲目はおススメです。
1976年(後期)の作品。
★★★★☆
私は「後期」CANが結構好きなので、このアルバムも楽しめます。①は以前と比べると随分POPになってはいますが、シングル向けの曲。④となんとなく対になっているような気がします。⑦表題作で10分台の作品。
サウンドは前作「Landed」の延長線上だと思うのですが、よりPOPになってきてます。また、サウンドとしての「決定打」は無いものの、「平均点」以上の作品であると思います。
脳に花咲く
★★★★★
レゲエなども取り入れたなかなか陽気な前半とややディープどころも含む後半と全体としてCANの折り合いを付けたような内容。とくに前半の「お気楽極楽」なムードは脳に花でも咲きそうなほどで疲れ気味の人にも効用があるかも。でも、そのまま後半に突入すると危険なのでそういう目的にはCANは向いていない。