このアルバムを手にするのは、ほぼリアルタイムでカルロス加入以降のオメガトライブを知ってる、中年の方(失礼ｗ)だと思います。

そういった方々がまず期待するのは、当時のランキング番組で見聴きしたシングルのA面曲を一通り高音質で聴きたいということじゃないのかなと思うんですが、このアルバムには、カルロス加入以降のオメガトライブのシングルのA面曲が全て収録されているわけではありません。
既にレビュアーの方が語っていただいているようですが、改めて、このご時世にアルバムタイトルに「プレミアム」と名乗るぐらいなら、シングルA面曲は全曲収録して、SACDなどの高音質CDディスクでリリースすべきだと書き記したいです。

コアなファンの方なら、以前発売されたCOMPLETE BOXを既に入手してるでしょうから、本来このアルバムは、入手しそびれた方や、BOXを買うほどじゃないけどオメガトライブのヒット曲をいろいろ聴きたい方向けに選曲すべきだったといえますナァ。
曲そのものは悪くないんで、星は2つにしましたが…アルバムの企画面では星ゼロにしたいぐらいですネ。

欲しくてたまらなかった曲が入っていました。宝です。嬉しいです。

カルロストシキだけでなく、杉山清貴のレコード会社の商売も同じように言えますが、これこそ汚い商売の見本ではないでしょうか?何とでも作品に名前をつけて選曲は適当にできる。相手側は儲けさえすれば良いわけですから価値ある、ないはどうでも良いわけです。要は、下手で見えすいた汚い商売に我々、消費者が上手く欲で流されていかないよう見極めて注意を払う事だと思います。

『究極のベスト』の次は、『プレミアムベスト』ですか？
ＢＯＸのような高価なものとは対極的に、ベスト盤でしのいでいる様にしか思いません。
現代の若者にはオメガトライブの存在すら知らない世代が多いのも事実です。
新たなファン層の開拓を図っているのか、それとも往年のファン層の購買力を期待しているのでしょうか？
重複した曲ばかりを小出しにするより、もっとまとまった形でシングルＡＢ両面ベストとか、客層の望むリクエストの多い選曲をすべきだと思います。
個々の希望通りにはならないのが、ベスト盤の常かもしれませんが、せめて２枚組、３枚組とか、もっとヴァリエーションを考えていただく事はできないのでしょうか？
売り手の側で、オメガトライブというすばらしいアーティストの世界観の枠を狭めているように思います。

「REIKO」を2バージョン共コンプリート。要りません><
代わりに「Cosmic Love」や「Miss Lonely Eyes」を是非入れて欲しかったな。
「海流の〜」は嬉しいです。
価格もお手軽なので、試し聴きや懐古聴きには良いかもしれませんね。