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いかに「問題社員」を管理するか (HBRアンソロジーシリーズ)

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: ダイヤモンド社
Amazon.co.jpで確認
読者として、会社員として、楽しめる部分のある本 ★☆☆☆☆
HBRで数十円まで中古価格が落ちていることに納得しました。
読んでみてからレビューを見てレビューにも納得しました。
まとまりがなかったり、読みにくかったり、
自分にも当てはまる気付きがあったり、
レビュー通りの悪いところも良いところもある本でした。

読者としては最初のボスザルの話がすごく面白かったです。
数字で説得したほうが良いこと、
周りがどう感じてるかを率直に伝えたほうが良いこと、
など、いろいろと共感できました。

Cクラス社員(平均以下の問題社員)の会社員としては
この本に書かれている手法で
活性してもらえたらどんなに会社が良い意味で楽しくなるだろうと思いました。
Cクラス社員は理由があってCクラスなので
活性化するにはその理由を取り除いてやる必要があるのです。
タイトル倒れ ★★☆☆☆
タイトルに惹かれ、一度買ったのを(放置していて)買ったことを忘れ、誤って2冊目(?)を買ってしまった本です。

読んでみると、タイトルにしてやられた印象があります(最近そういう本が多いですが)。
確かに問題社員の管理術が書かれているのですが、書かれている例題(?)が海外の話(アメリカ?)で、日本の事情とは少し違うような気がするため、一部、しっくり来ない部分があります。
問題に対し、コンサルタントの解決案(opinion)が幾つか書かれていますが、両極端なこともあるので、結局どうしたらよいのか分からなくなることもあります。

また、(当たり前なのですが)登場人物名が外国人そのままで、私には途中で誰が誰なのか分からなくなることがありました。訳の際に、"上司の○○は"、"プログラマの○○は"など、名前だけでなく修飾が欲しかったです。もちろん、カタカナ名だけだと理解しづらいという、私だけがヘンだというのもあります...
ちょっとまとまりがない ★★☆☆☆
社員の能力階層を下から順に、まずどのように話合うべきなのか、モチベーションの高め方、該当社員の変化の組織への影響、等について、書かれている。

また、トップから見た、マネージャ層の能力頭打ちの取り扱い等についても言及されており、社内のいろいろな階層で起こりえる能力的な問題について、全般的に包括されている。

普段の職場や身の回りを見直して、なるほどと思える内容もあるが、(Harvard Business Reviewのコラムを集めたものなので)全体的にまとまりがなく、また日欧・米の違いなどもあり、参考程度、という感じであった。
とても考えさせられる ★★★★☆
日本企業では「問題社員」という言葉を、分かっていても口では言えないカルチャーがある。日本的解決手法というか、最後はみんな仲良く、手をつないで行きましょう的「落としどころ」を美徳とする考え方になじんでいる我々にとって、いきなり「Cクラス」「Bクラス」などと、社員を一刀両断にする歯切れの良さは新鮮だった。
 よく考えてみれば、「Cクラス」は確実に存在する。経験から言っても、彼らは確実に会社・組織に損害を与えているし、それを自覚していないケースが多い(自分も含めて) だから、このような視点で、社員をCクラスと言い切り、彼らの対処法と利益創出の可能性を示唆する本書の立ち位置に星を4つ上げて評価したい。内容に関しては、なるほどと感心させられるほどでもなかった。あくまでも、視点が面白いという評価である。
笑えるー! ★★★★★
問題社員をどう戦力化していくか、という論文集でした。ボスザル社員、Cクラス社員、腹黒い部下への対応など、9つの論文からなります。

「調子の悪いマネージャへの対処」等、論文の中には、高級な読者を対象としている論文もありましたが、ペーペーの自分が読んでも、「なるほど!」と理解できる内容でした。

まじめな本なのですが、具体的に「問題社員」が描写してあって、「こういうやつ、いる、いる」とか、「ゲー!自分のことか!!」、「他の会社もそーなんだ!」と思わず引き込まれ、どの論文も、面白おかしく読めました。笑えます。

論文を読むというより、読み物を楽しむというスタンスで読めば、かなり楽しめます。
内容は、そう目新しいことは、なかった印象ですが、笑いながら読めたんで、☆が沢山です。