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夜空に煌めく星の下 (SHYノベルス)

価格: ¥903
カテゴリ: 新書
ブランド: 大洋図書
Amazon.co.jpで確認
普段の松田さんの作品よりに比べると濃くない作品。 ★★☆☆☆
簡単に言えば、兄妹で同じ人を好きになって、兄も彼氏も妹を傷つけたくないばっかりに黙っている…という話です。
秋成という存在が気になって、そのうち恋に変わったけど彼女である紗綾と別れて秋成と付き合うことはできない。秋成は昔自分が家族に迷惑をかけていた時期があったことから、妹を大事にしてやりたい。
心は裏切りながらも、表面上は何もなかったようにふるまおう。でもやっぱりお互いがお互いを求めてしまう…。
ちょっと切な系。

ですが、少し伏線が甘い部分があります。
家族のこと、昔のこと、父親のこと、秋成が妹や母親を今とても大切にしていて、彼らを悲しませたくないという理由で端々に話は出てきますが、だから…?という感じが否めないのが残念。
もう少し沢山出てきたりすると、重要性が増すのですが、読み終わってみるとそんなに重要だったの?程度。

あと母親の名前を寝言で呼ぶシーンも、じゃあ何かあるのかと思えば、それはそれで終わり。
全体的に素材はいいのに使いきれてない感じでもったいない。

後半に行くと、もう二度と会わないと決めた二人が最後に睦合って別れるという切ない山場シーンもあるのですが、どうして別れなきゃいけないのかという理由が結局「紗綾のため」だけなんですよね。いわば高校生の付き合いのその彼女のため。
ちょっと説得力が少ないんですよ…。高校生の付き合いってそんなに縛られるのものなの?って気がするから。
そのあたりがしっくりこなかったです。

何度も言うようですが、話の素材的には悪くないんですよ!!!

松田さんのお話はいつもワイルドセックスが多いですよね。攻役も。今回もワイルドですが、いつもよりは強烈じゃなかった気がします。秋成がワイルドなんだけど、押せ押せ200%じゃかったからかな。
松田先生 ★★★★☆
の作品楽しみにしてました(^-^)よかったです(^-^)切なさもあり…最後はキュンっとなりましたo(^∇^o)(o^∇^)o
いつもより背徳少なめ ★★★★★
指折り数えて待ちました。松田美優さんの新刊!!
やっぱり好きだー松田さんが書くいまどきの若者&オラオラ兄ちゃん。

付き合うことになった女の子のお兄ちゃんが攻めなわけなんですが、この女の子がいい子でかわいくって、逆にもっと彼女に優しくしてあげてーとかもっと触れてあげなよーとか彼女の方にも感情移入しちゃいました。いや…嫉妬する兄ちゃんにも激萌えしましたけど。
最後は納得いく終わり方でハッピーエンドでよかった。

しかしあれですね、奈良さんのカバー最高にかっこいいです!

ピュア ★★★★★
付き合っている彼女の兄に体を奪われ
翻弄され、でも心は惹かれていき・・・

簡単にまとめるとそういうことですが、
もっとドロドロな内容かと思いきや
ピュアな恋心を描いた話でした。

彼女の目を盗んで抱き合ったりと、やってることは
決して褒められたものではりませんが、2人ともそれに対する
罪悪感はきっちりと持ち、流されないように悪戦苦闘しています。
どうしようもなく惹かれる相手に出会ったけれど
諦めなければならない、でも体が動いてしまう・・・
という恋ゆえの葛藤に、受と攻の両方が苦しんでいます。

受はいまどきの若者で、やんちゃをしたりもしてますが
自分のことではなく相手や 
相手が大事にしたいことを優先して考えることができ、
年上のオラ系の兄ちゃんを甘えさせることができる
不思議な魅力があるいい子でした。

理屈では収まらない恋心というものについて
考えさせられた良作でした。
私は松田さんの作品の中で一番好きです。
実は、どーなの? ★★★★☆
高校生の智鶴は見知らぬ後輩(紗綾)にいきなり告られ、成り行きで付き合うことに。
だが、訪れた紗綾の家で 兄の秋成に出逢った事から「秋成」から逃れられなくなってしまう。
紗綾は可愛い、傷つけたくない。だが、その兄は怖いけど優しく、暖かいけど冷たく
嫌われてるのか好かれているのか・・・その時々で見せられる言動に翻弄され、心穏やかではいられなくなる。
嬉しいことがあって喜ぶそばから拒絶され、ひどい目にあっても惹きつけられて離れられない。
少々優柔不断に見える智鶴だが、いい加減そうに見えるけれど この年頃なら心が揺れまくるのも当たり前か。
色々経験して痛い目も見て、情けないことに結局は紗綾から別れ話を切り出され・・・。
けれど最後にちょっとだけ頑張った智鶴には、何よりのご褒美が待っていましたが。
欲を言えば、あと2・3ページ、せめて一時間先位まで 先の事を書いて貰えていたら・・・と
いい所で終わった残念さに、松田氏にはほんのちょっと恨みごとを言いたくなった。