僕は以前から一貫して「桜の隠す別れ道」からファンになった「少し遅れたファン」ですが、今回このDVDで彼らの成長過程を身体的にも、音楽的にも感じて、非常に感慨深いものがありました。「とうきょう」の頃の直次郎君など「いたいけ」な少年ですものね。
がらっと変わって「はがれた夜」などは龍之介君のバイト姿、直次郎君の必殺「学生服」（そうだよねえ、まだ中学生だったんだよね。）、正直驚きます。
音楽的にも非常に進歩著しいと思ったのは「十六度目の夏」のギターの絡み、非常に新鮮で斬新な「清々しさ」を感じさせます。必ず「平川地一丁目」の時代が来ます。頑張って下さい！

～昨年の「桜の隠す別れ道」から、僕は「平川地一丁目」のファンになりました。
僕のような中年世代が何故、平川地に惹かれるのか、自分なりに分析してみましたが、結論として、「形態はフォーク・ミュージックだけれども、確実に現代の１０代、若い世代からの強く、逞しいメッセージが込められているから」だと確信しています。同時発売のアルバムCDもさること～～ながら、この「DVD」は平川地一丁目の成長段階のワン・ステップとして「評価」に値する作品群だと僕は感じています。事ある度に、僕は書き込んでいますが、日本語は非常に美しい「母音」形態を持つゆえ、それを崩すラップ、ヒップホップは日本語では出来ない、所詮１９６０年代の「トニー谷」さんの表現になってしまう、というのが持論です。だから、詩、そし～～てメロディー重視の平川地一丁目を応援している、これは「正論」だと僕は確信しております。頑張って下さい。～