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洪水

価格: ¥1,835
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックレコーズ
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音楽的二重人格をライヴで ★★★★☆
1975年日本におけるライヴを収録したアルバム。興味深いのは前半のアコースティックなピアノを弾くハービーが、途中から別人格となり、ファンクなエレクトリック・ハービーへと変貌する様を連続したカタチで捉えていることだろう。やはり、同一人物の演奏なのか、と思うほどに音楽的別人格である。

今、聴いてみるとぼくが惹かれるのは前半のアコースティック・ハービーの演奏である。アナウンスの後に始まる『処女航海』のような演奏を延々と聴いていたくなるのはぼくだけか。別人格は別のアルバムで愉しみたくなるのはぼくだけか。

ここでのエレクトリック・ハービーはぼくにはどうも今一歩だ。やはりビル・ラズウエルと組んだ『サウンド・システム』のような徹底的なアルバムの方に惹かれる。一つのアルバムでは『音楽的一人格』でいて欲しい。そう思っている自分がいる。
ハービー日本ライブを収めた大傑作アルバム ★★★★★
常に時代の最先端のジャズを開拓してきたハービーハンコックの日本でのライブを収めた大傑作アルバム。
彼の日本語でのMCも飛び出す。
M1「Maiden Voyage」は大半が彼の美しいピアノ独奏。
M2「Actual Proof」は早くもこのアルバムのハイライト。16ビートの激しく破壊的な音のバトル。
このアルバム、ジャズというよりフュージョンとして聴いた方が良い。
スイングは一切出てこないし基本は皆16ビート。
キーボードもM1・M2意外はピアノでなくシンセでの演奏。
ジャケットのイラストもインパクト大。
傑作。
ジャズとファンクの濃厚な味わい ★★★★★
こっ濃い、濃すぎる…! タイトでありながらウネウネとトグロを巻きまくるドラムとベースの執拗なグルーブ、奔放なサックス、テンション高いのに理知的なキーボード、全てにおいて、あまりに内容の濃いハービーハンコックのライブ盤です。

ハービーが日本語で挨拶したり、観客が表拍子で拍手したり、日本のライブならではの一幕も聴かれるが(笑)とにかく、この演奏の凄まじいテンションが、超絶ファンクなリズムの上で疾走するハービーのキーボードが…カッコ良すぎる! ジャズファンもロック好きもクラバーも、とにかく黙って聴きましょー。 熱くてカッコ良い音楽を探しているなら、きっと損はしないはずです!
ハービーハンコック生涯ベストプレイのひとつがここに。ジャズとファンクが一つだった頃。「ジャズ?」なんて言わずに是非。 ★★★★★
ライブ版。ライナーノーツに上記と同様の記述があったんですが、まさに同感。ずーっと昔に、こんなライブが東京で行われていたなんて。音楽は進化していっていると信じていたのに。

私が家でTVの歌番組(っていう言葉も最近聞きませんが)に夢中になっていた頃、こんな演奏をする人を日本に連れてくる人がいて、きっと連日満員だった人たちは彼の凄さを知っていて、しかもきっと予想を上回る凄さの演奏をしてしまったというこの幸せなめぐり合いと興奮。

ベースのポールジャクソンもサイコーにグッドジョブ。私が彼だったら、いつまでたっても息子に無理矢理CDを聴かせて「どーだお父さんのグルーヴは」なんて自慢します。

私の愛聴盤中の愛聴盤。21世紀に残すべき20世紀の名演奏。「熱さ」ってやっぱり音楽の基本だなあと思ってしまう。音楽が好きなら買って損なし。いい歳した大人が音楽なんてやってることの意味が分かるってもんです。

マイククラークとポールジャクソンだけだったら元気一杯だけになりそうなところをハービーはもちろん、モウピンがしっかりフロントを努める、と。モウピンと云ふ人は怪しいおっさんであると私は思うのですが、ハービーとはホントに合うというか、会えてよかったね。

■メンバー
ハービーハンコック(piano,rhodes,clavi,arp-synthesizer)
ベニーモウピン(ts,ss,bcl,fl,perc)
ポールジャクソン(b)
マイククラーク(ds)
ビルサマーズ(perc)
ブラックバードマックナイト(gt)

収録:1975 東京:中野サンプラザ、渋谷公会堂
レーベル:CBSソニー(日本盤がオリジナル)
日本ではもちろん、海外ではもっと貴重! ★★★★★
1975年の来日コンサートのライブ・アルバムです。エレクトリック・ハンコックのいわゆるブラック・ファンク時代のライブ・アルバムはこれ以外には「VSOP ニューポートの追想」の2枚目ぐらいしかありません。
当アルバムは丸々2枚分(LP換算)ブラック・ファンク尽くしです。イントロは処女航海で始まりますけど。そこからラストまで一気に盛り上がります。でも、よく聴くとハンコックのプレイはヒート・アップしても、実はクールな感じがします。そこがまたカッコイイです。切れても知的とでも言うのでしょうか。もともと理系で知的な人ですからね。
ブラック・ファンクといいながら、実はファンキーではなかったのかもしれません。
このアルバムは当時のCBSソニーの企画ですので、日本のみの発売でした。海外ではレア物です。