Ghost Reveries
価格: ¥1,227
Opeth's Ghost Reveries is a Prog/Death masterstroke, becoming more simplistic in places while expanding the overall template. Having explored their split personalities in great detail on Deliverance and Damnation, Opeth pulls them back together for Ghost Reveries, and in the process they have once again upped the ante on what a Death Metal band can accomplish. While there is a bolder use of instrumentation on this release, the rhythms and time changes have simplified just a bit, giving the songs on Ghost Reveries a more direct impact. Both the harsher and softer aspects have made the band more well-rounded, from the rousing organ in "The Baying of the Hounds," to the use of Middle Eastern polyrhythms in the beautiful "Atonement." But the integration of the two styles does not mean the band has necessarily mellowed. The album opens with mere seconds of tranquility before blasting into the meat of "Ghost Of Perdition," and "The Grand Conjuration" is as dark and powerful as anything they’ve done. Opeth is a band that doesn’t rest on its laurels, and Ghost Reveries is majestic, epic music. In smaller scope, it attempts to do what Dark Side of the Moon and Physical Graffiti did for Pink Floyd and Led Zeppelin. This is a metal album that endeavors to move beyond its specific genre.-- Robert Arambel
おおお〜ペス!
★★★★★
この世界観。たまりません。
ダークだが、美しさもあり、ヘビィでカッコイイ。
OPETHで1、2を争う逸品です。
雷に慰められるような人のために
★★★★★
およそ憂鬱というものは知性との結合によって初めて絶望に変わるものでしょう。そして漂泊する魂はときに暴虐をもとめ、幽玄の彼岸に白光の訪れを欲することもあります。
オーペスというバンドの音楽は、そういう種類の振幅を表現しようとした時間芸術だと言いたくなるところがあります。そしてこのアルバムは、その振幅を調和的な美しいサインカーブとして表すことに、かなり高いレベルで成功していると言えるでしょう。
雷鳴を聞きながら妙に慰められるような気持ちで独りの夜を過ごしたことがある……そんなすべての人に聴いていただきたいですね。
あまりに高品質な音楽に圧倒されました・・・・・。
★★★★★
楽曲の質が極めて高い。
しっとり落ち着いて聴きたいパート、急にブルドーザーが突進するような頭を振りたくなるパート、美しいギターソロに酔いしれたり、と味わい深い曲ばかりです。各楽器の音が美しいのも特筆すべきと思います。特にGtの音が好きだなぁ。
Voのデス声は凄まじいというか、思わずうっとりしてしまうくらい。地響きのようで暗黒の世界に吸い込まれそうな低音。クリーンヴォイスもなかなか甘く素敵だが不気味さも秘めています。
恥ずかしながらこのアルバムが私にとって初のOpethだったためか、Keyの導入は全く違和感無し。非常に効果的です。Key無しではいけません。
SavatageやQueensryche, Toolなど聴いてきて、どれもこの世のベストアルバムでは、と思ったけど、やれやれOpethを聴かずにそんな事を簡単に言ってはいけませんでしたね。こんな音楽に出会えて嬉しい。新作も出たようですし、これまでのアルバムを遡るのが楽しみです。
恐るべき完成度
★★★★★
スウェーデンのプログレッシブ・メロディアス・デスメタルバンド、オーペスの8th。
これまでにも単なるメロデスなどではないプログレッシブなセンス溢れる作品を作り続けてきた彼ら。
そのアートな才能にはもっと知名度と評価を与えてよいバンドの筆頭であろうと思う。
そして今作は、とにかく美しい。デス声とノーマル声を使い分けるバンドのリーダー、
ミカエル・オーカーフェルドの表現力も素晴らしく、ときにメロウな旋律を奏でるギター、
そして今作から加入したペル・ヴィバリ(SPIRITUAL BEGGARS)の絶妙なキーボードワークが
サウンドに広がりとやわらかみをもたらし、このバンドの表現する世界観を上手く彩っている。
静と動の対比、聴き込むほどに練り込まれたリズムアレンジとギターリフによる構築の妙。
すべてにおいて完成度の高い芸術作品。メタル云々よりも、アートなロックとして鑑賞すべきアルバム。
これを聴かずに何を聴くのだ!という、あらゆるメタラーに、そしてプログレファンにも広く聴いて欲しい1枚。
DVDがついたお得な豪華盤
★★★★★
北欧の暗黒神・Opethが2005年にリリースしたフルレンス8枚目「Ghost Reveries」のDVDがついた豪華盤です。本編のすばらしさについては、別でレビューいたしましたが、改めて彼らの音源を年代順に聴き直してみると、まず3rd「My Arms,Your Hearse」(1997年)でデスメタルとプログレの融合を試み、その成果の結実として5th「Blackwater Park」(2001年)の存在があることが認識されます。続く6th「Deliverance」および7th「Damnation」という救いようのない暴虐性とアコースティカルな静溢性とをそれぞれ表現した「2部作」と、双方の面がDVDで見られるライブ作品「Lamentation」によって、さらに昇華された感があります。
8th「Ghost Reveries」は「Deliverance」と「Damnation」とに意識的に振り分けられた暴虐性と静溢性とが再び合流し、さらに完成度を高めた形に。相変わらずボーカル&ギターのミカエル・オカーフェルトが放つ美醜の対比と、飽きさせることのない多彩な楽曲構成は見事です。
特典として、CDにはボーナストラックとしてDeep Purpleによる「Soldier Of Fortune」がつき、DVDには約40分のスタジオレコーディング風景やメンバーへのインタビューが収録されています。これで終わりと思いきや、本作音源を5.1chサウンドで再現したオーディオトラック(全8曲、ボーナストラックは除く。画面は静止映像)と、The Grand ConjurationのPVビデオが1曲。なんという豊かなサービス精神でしょう。DVD無しバージョンを購入してしまった人は、二の足を踏むところですが、十分にお釣りがくると断言します。まだ、本編自体を買ってない人は迷うことなくこのDVD付きを購入されることをお勧めします。