インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Wild Heart

価格: ¥1,078
カテゴリ: CD
ブランド: EMI Europe Generic
Amazon.co.jpで確認
ロック界の三魔女 ★★★★☆
かつて渋谷陽一がロック界の三魔女として、ケイト・ブッシュと中島みゆきとこの人を挙げていました。彼女らは共に70年代半ばに現れ、謎めいた雰囲気と情念な歌世界を繰り広げたという点で一致していましたが、当時の進歩主義に対する反動が人間の持つ“魔”のようなものを求めたのかもしれません…“マクベスの魔女”を意識したかのようなジャケット、コクトーの“美女と野獣”にインスパイアされた優美なバラード、ドリームスを彷彿とさせる名曲“ブロンドの魔女”…確かに前作を踏襲した作りですが、彼女の魔女的なイメージが最も生かされた作品です
もっとも彼女らしい麗しの世界 ★★★★★
ソロ2作目のこの作品に収録された「StandBack」で彼女の大ファンになりました。

今までこんな声で歌う女性ボーカリストを聞いたことがありません。これは現在でも同じです。女性ヴォーカルと言うと、高音の伸びとか、声量とか「歌のうまさ勝負!」って感じですが、彼女は言ってみれば女ボブ・ディラン(あそこまでじゃないかなー)雰囲気が、彼女の最高の持ち味です。そしてまさかこんなかわいい顔からあんな声がっていうルックスとの不一致もまたいいです。
アルバムジャケットの写真を見ても分かるとおり、独特のファッションセンス、独特の価値観、独特の世界観をもった彼女はよく、ケイト・ブッシュと比較されました。しかしそこはアメリカン、どこかど根性的なところがあります。

この当時彼女は親友でをカウンセラーだった大切な人物をなくし、その夫と結婚しすぐ離婚したり、アルバムにも参加しているギタリスト、ワディ・ワクテルとの恋に燃え、と、私生活が凄く色々でした。彼女のこのマジカルでフェミニン、繊細で妖しい世界の仕上げのような感じです。

このあと彼女はよりロックへと流れていきます。妖精から派手なビジュアルのロックスターへ、時代もアナログ録音からデジタルへと変遷。これで70年代は終わった、80年代の始まりといった幕開けも感じさせるアルバムです。

そうかなぁ・・・ ★★★★★
個人的には今まで彼女が発表したアルバムの中では1番いいできじゃぁないかと思います。前作が豪華なゲスト人に囲まれて、幾分カントリー色の強い作品だったのに対し、ぐっとロック色を強めた作りになっています。ジャケットの彼女のイメージのままに、時に奔放に、時に切なく歌う彼女の歌声は絶品!アルバムとしても前作よりずっとまとまりがあると思いますよ。私はこのアルバムを聴いた後、ケイト・ブッシュのアルバム「魔物語」を思い出しました。「魔物語」も名盤ですが、この「ワイルド・ハート」もそれに匹敵する名盤です。フリートウッド・マックなら「リアノン」よりも「ジプシー」が好きと言う方にはオススメ。
それもまあ仕方ない ★★★☆☆
スティービー・ニックスのソロ第2作。基本的に大ヒットした前作「麗しのベラドンナ」の作風を踏襲した、というより二番煎じな印象の強い作品。「Stand Back」(ビルボード最高位5位)「If Anyone Falls」(同14位)「Nightbird」(同33位)などの佳曲もあるものの、前作を凌ぐ内容とはいい難い(それもまあ仕方ない)。熱心なファン向け。