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RPG W(・∀・)RLD3 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 富士見書房
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ショウのターン ★★★★★
無理解なPTで不遇をかっていたショウに出番が回って来ました。

ショウのエンチャントスキルは低レベル姉妹にとってありがたいもののはず。
だと言うのに感謝は今ひとつ適当で、扱いはぞんざい。むしろ邪魔者扱い。
親友のはずの主人公までもが、一巻でフラグではなく主人公のために駆けつけたショウに対して最近では扱いが蔑ろで。
助平担当のお調子者のショウですが、そのジョブゆえPTへの貢献は大きく、助平でももとより良い奴なので、マイナスを差し引いてもお釣りはたくさん来るはず。
なのに理不尽に扱われて。しかし来ましたよ。ショウのターンがやっとです!!

不満があっても面白くて大好きなろーぷれわーるど
今回はいつも以上に面白く、加えて大満足でした!

ちなみにシリーズのストーリーは王道と言うか定番RPGゲーム系の安定したライトファンタジーで
ノリは中高生向け、しかし仕込まれているマニアックなネタはもう一回り二回り上の世代向き。
少し残念な感じ ★★★☆☆
異世界に入り込んでしまうという、有りがち設定。
人物視点が変わりながら物語が進むのは確かに面白いと思うし、主人公一人称じゃないから、各キャラクターが、どんな事考えてるかわかるのは良い。
しかし、物語を今まで読んで、主人公だから仕方ないかもしれないが、ユーゴの存在がなんかおかしく感じる。あんたのその天才ぶりおかしくだろうと。
一学生だった事考えると、ショウと比較するとあまりにも滑稽だ。
もう少し凡人そうならユーゴを好きになれたかもしれないが、今回のことといい、まったく好きになれない。この天才スキル直して欲しいと思うのは私だけでしょうか?。
長くなりましたが、以上の事から星3です。
うーん ★★★★☆
似たような話しで電撃文庫のソードアート・オンラインがあります。どうしてもそちらと比べてしまいますが、少し及ばない感じがします。
他の方も書いていらっしゃいますが、世界観が多少甘いですね。このまま矛盾無しでいけるのでしょうか?
色々な意味で先が気になる作品です。
各プレイヤー視点が面白い ★★★★☆
一つ一つのチャプター毎に登場人物の視点が変わるところが面白いです。
ある時は主人公の友達の視点、ある時は敵からの視点とその時の状況がわかっていいです。
こっちではこんなに真剣に悩んでるのに、違うところだと無駄なことしか考えてなかったりと
シリアスの中のギャグも外せません。
また3巻からの新キャラも出てきて話が大きな方向へと展開し、次回までが楽しみです。


普通のファンタジー ★★☆☆☆
一人称の文体で、場面ごとにそれぞれの登場人物に語らせる形式を取っている作品です。
内容的には斬新なところは感じませんね
作品の中でそのことは何となく語られていますが、西洋中世風の異世界ファンタジーで、指輪物語以来、ファンタジー世界の常連となったエルフやドワーフのような亜人たち、それに世界を破滅させる邪神とか分かり易いキャラクターが数多く登場します。
このように設定も世界観も異世界ファンタジーには使い古されたものばかりです。
配役も登場人物は主人公のユーゴがヒロインたちに愛される熱血漢で、その引き立て役か友人のショウはスケベで単純な性格になっているし。ヒロインたちもそれぞれ美人ぞろいと、最近の作品では食傷気味にも感じる設定で、ゼロの使い魔の影響か、必要もないのにコスプレのような衣装を着たりもする。

そして一番に考えさせられるのは、作者も設定をあまりつめていないのではないかと感じるとこです。
RPGの世界に主人公たちが入り込む作品だから、異世界でありながら、登場人物たちにステータスウィンドまで表示される設定になっているのはまだ理解できるにしても。
新しい登場人物が出るたびに新しい職業が出るし、それに最初に語られるべき世界観も、後から申し訳のように語られたりする。
書き進んでいるうちに説明不足である点を思いついて書き足しているのではないかと感じられます。ここが一番に残念なとこです。
ただ、テンポよく進む物語や、使い古されているがそれだけに分かり易い設定ですからですから、ファンタジーが好きな人には読みやすい作品だと思います