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Jaki Byard Experience

価格: ¥983
カテゴリ: CD
ブランド: Ojc
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異色の傑作 ★★★★★
ジャッキー・バイアードは過小評価されているピアニストだが、ジャズの伝統に根を下ろした優れたピアニストにして、一流のサックス・プレイヤーでもある。
今一人の主役はローランド・カーク。一度に複数の楽器を操る盲目の楽士で、個性的な音色を聴かせることから、フリーの奏者かと思わせるが、実はこれもれっきとしたメインストリーマーで、本作などはそのいい証左となろう。
「パリの舗道」「メモリーズ・オブ・ユー」といったおなじみの曲の処理の仕方には、思わずうならされるものがある。「メモリーズ・オブ・ユー」でカークは、息継ぎをしているのだろうかと不思議になるような長いパッセージのソロを取る。真剣になってソロを追っていると、聴いている方が窒息しそうになる。口にためた空気をはき出しながら、鼻で息をして吹き続けているとしても驚異だ。
セロニアス・モンクのような、ちょっと一癖もふた癖もあるような演奏が好きな人にはうってつけではないか。
カーク・ファンなら見逃せません ★★★★★
「温故知新」これこそバイアードとカークの共通項でしょう。
本作は2人がその資質を十二分に発揮した傑作。
カークのリーダー盤以外では、ミンガスのカーネギーホール・ラ
イブと共に一押しの一枚です。
特にデュオで演じた「メモリーズ・オブ・ユー」は必聴!
テイタム(p)とホーキンス(ts)が乗り移ったかのような風情で静か

に始まるも、2人とも次第にその本性(?)を現わし過激に乗り
まくってくる様は、スリリングの一言。
とはいえユーモアを忘れないところが彼らの懐の深さでもある。
エンディングの2人の「お遊び」に周囲(録音に参加してないメ
ンバーか?)から思わず笑いが起こり、それがLPでは微かに録音
されてましたが、CDではどうでしょうか?