素直な自分に戻りたいときにおすすめの一冊
★★★★★
青春って不思議だ。戻れないとわかってても、実体験じゃなくても、自分のどこかにあるキラキラした気持ちを呼び起こしてくれる。たったいま経験しているかのように。
彼の自転車に二人乗り。制服男子と立ち話。調理実習の差し入れ・・・・・・
あの頃にできなかったこと、あこがれた青春の一コマが、この本にはたくさん詰まっている。
ただ青春を美化して、後悔するだけじゃないところがとてもいい。
自分の「タイミング」。結局選ばなかった道。そんな積み重ねのうえに今ある自分には、「手遅れではなかったこともある」という。
純粋な気持ちやほろ苦くて切ない想いとともに、それでもこれまで歩いてきた自分を、そのまま素直に受け入れたくなるような、さわやかな読後感があった。
ちょっと現実から離れて素直になりたいときにぴったりの一冊だ。
そうなんだよねぇ! 共感できる1冊
★★★★★
ティファニーのオープンハートとか、遊園地デートで観覧車にのると……当時、そういえば憧れたなぁ。いまだにそんな「青春そのもの」の姿は、ちょっとうらやましいと思うけど、この本を読むと、それを憧れて、残念がっているだけでない感じがとてもいい。
思い通りにならないことはたくさんあるけれど、今の自分は、そこそこいいじゃないか、と思わせてくれる内容だった。
少し物足りない感じ
★★☆☆☆
放課後の告白、ふたりで観覧車、きんちゃく袋のプレゼント…。
10代でやっておきたかった「青春」を作者目線で描いたエッセイ&コミック。
読みながら(うんうん、私も)とか(私の青春時代に携帯が当たり前の様にあったら、あんな結果にならなかっただろうなぁ〜)
なんて思う箇所もありましたがエッセイ本としては少し物足りない感じです。
もう少し突っ込んだ深い話が読みたかったです。
青春・・。
★★☆☆☆
このエッセイ、「青春時代やっておけばよかったこと」の
ほとんどが、異性に対しての思い出に終始している。
あくまで作者・益田さんの視点なんだろうけど、
恋愛以外にももっと、「あぁ、確かに」と青春時代を
懐かしくさせてくれるエピソードも欲しかった。
青春=男女交際だけではないはず・・ですよね??