聴けば聴くほど一曲一曲に引きこまれいく感じ。
何度も何度も飽きずに聴いてしまいます。

個人的にはSHAKALABBITSのアルバムの中で一番好きですね。

個人的にはこのアルバムはいいと思います。

しかし、前述のレビューの通り、4thアルバムから作風が180度変わってしまいました。
賛否両論があまりにも多かった為に、何度も解散の危機にあったんです

確かに一時期に比べると癖が強くなりましたが、 なんの変化もないバンドなんてつまんないと思います

でもこのアルバムは、今までで一番の出来じゃないでしょうか?

パンクっぽいテンポの速い曲だけがロックじゃないと実感させられました

「OVERDOING」から知って、ほとんどの曲は知ってるほどの昔からのﾌｧﾝです。
「ｸﾘﾑｿﾞﾝ〜」のｱﾙﾊﾞﾑの頃から、メランコリックで落ち着いた曲が目立つようになってきたからか、リスナーの間で賛否(好き・嫌いの問題だと思うが)が別れた作品が続いたかなとは思いました。

今作は初期のような速い曲も増えているが、以前彼らが「スカコア」「パンク」と分類されてたものでは無いなぁとは思う。
じゃあ、一体今の彼らは何か？と捉えると、「J-POP」だなと思う。
JーPOPとなると、売れ線意識したのかとか、単なるポップへ変化したのかと誤解されそうだが、何と言うのか、不思議な転調のﾘｽﾞﾑ、UKIのより難解で宇宙的に広がる歌詞世界、民族音楽っぽい楽器の音までときどき顔を出す。
彼らも年齢を経て、沢山の音楽を消化したなりに解釈され編集された結晶は、「なんか不思議なJ-POP」。

もしかすると、今後このﾊﾞﾝﾄﾞはさらに初期ﾌｧﾝや「MONSTER TREE」あたりで飛びついたﾌｧﾝを困惑させる曲を描き続けるんではないかなと思う。
わたしは凄く歓迎なのだが…。

よりSHAKAの哲学を貫いた音と詩世界を広げていってほしいなと思います。
前作「嘘を混ぜ込んだ真実のスープ」の一曲目・「MUTRON」のような辺鄙な曲も増えていって良いと思う。

　歌詞もジャケットも、どんどんシュールになっていく。曲調はクールでシニカルになり、マイナー・コードが多くなった。私は、今作が非常に好きだ。印象的なベースラインの「Circadian Bird」PVをＴＶで見て、すぐに買った。
　人間には年齢に応じたステージがある。いつまでも１０代の純粋さや２０歳前後の屈託のなさを歌っていることは出来ない。何を訴えているかわからない、という批判もあるだろう。だが、何を訴えたいかなんて、自分にもわからないのだ。ただ、その訴えの切実さが音となって響いてくるかだ。私には響いた。
　UKIは、ここではないどこかへ行こうと歌っているように聞こえる。そんな場所はどこにもない。でも、行きたい場所は確実にここではないのだ。音楽を奏でるときだけ、その扉は開くのだ。

結成9年目かつコロムビアへの移籍第一弾として、バンド名を冠したアルバムです。だが、その出来はと聞かれると…
彼らももう年代的には30近くなり、段々とファンとの音楽感が乖離してきたのかも知れません。UKIの元気いっぱいなヴォーカルやバックのサイケデリックなサウンドはまだ健在ですが、全体的な構成としては若さ故のエネルギーも薄れて昔とは変わってしまった気がします。昔と一緒のノリを期待している方にとっては、どことなく違和感があるアルバムでしょう。
このアルバムが新たなファンをつかめるのか、それとも旧来のファンが離れていくだけなのかは分かりませんがバンドにとって一つの岐路にはなると思います。