いずな、ついにベールを脱ぐ!?
★★★★★
と、
本書の帯に そんな煽り文句がありますが、いずなちゃんのムフフな姿を期待し過ぎるのはいけません!
それなりにエッチなシーンもあり、また、新たな発見はありますが、ぶっちゃけ知らなくてもいいようなことも多いので(笑)
さて、内容についてですが、現代の社会で起きてる様々な問題が、実は古来から存在する妖怪が関係していた…
というおもしろい解釈で展開しています。
作者は、真倉翔、岡野剛 両先生で、ご存じ
「地獄先生ぬ〜べ〜」を執筆されていたお二人です。
「ぬ〜べ〜」の世界観をそのままに、話を現代風に上手くアレンジしていて、中々深い作品であると思います。
現代社会が抱える闇を、片っ端から解決していくのでは無く、
「あなたに○○が起ったらどうしますか…?」とか
「身近な人が○○になったらどうですか…?」というように、読者に対して問い掛け、考えさせるストーリーで、人それぞれに 何かしら思い当たるものがあると、深く心に残る何かがあると思います。
「ぬ〜べ〜」を読んでいた方はもちろん、そうでない方も 是非一度読んでみて欲しいと思います。
しかし…
「ぬ〜べ〜」の時には中学生だったいずなちゃんは、本書では女子高生になり、(表現が下品で恐縮ですが)とても
“美味しそう”に育っています(笑)