このレコードを持っていたが、カーオーディオ用にＣＤ購入したら、なんとレコードと別テイクが録音されてる曲あり、ラッキー。チェットの数少ないフュージョン系の貴重な一枚。全然違和感なく、のってます。

ブラジルのミュージシャンと1980年に共演した作品ですが、チェット・ベイカーのリリシズムとブラジル音楽は意外なほどフィットしています。キーボード担当のRique Pantojaが、チェットに合わせたかのような良い曲を書いています。そこへアコーディオンのRichard Galianoも加わって、暑い夏の夜を思わせる空気を見事に形成。ウエイン・ショーターの「Native Dancer」に比肩する、ブラジリアン・フュージョンの隠れた名品です。