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FX世界経済の教科書

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 扶桑社
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あえて中立な立場から「★3つ」の評価 ★★★☆☆
歯切れ良い論評で為替界に物申す元外国為替ディーラー松田哲氏が、敬愛する先輩ディーラー平松氏との共著。本書も切れ味よく「2010−11年の最大テーマは、ユーロ円=100円台へ」とあり、その根拠をファンデメンタル分析の立場から説得力ある文脈で綴っています。夢中になってページをめくりました。同様にドル円についても、ズバリ「70円台」を予測しています。具体的な相場へのかかわり方ですが、本書では「(ユーロについて)値ごろ感で”買ってはいけない”」と警鐘を鳴らし、「(ポジションは)長期的には”売り”で入る」事を推奨しています。松田氏は本書で「テクニカル分析によるトレードに警鐘を鳴らす」立場を取っています。今回、本書への評価の星3つですが、まず読後の感想として「ファンデメンタルさえ分かれば、すべて良しでは実際のトレード現場では危険」だと反論したい。やはり一定程度のテクニカル分析が必要だと思います。まったくの初心者が「本書のファンデメンタル分析だけでは危ないなあ」と感じます。著書の松田氏も「酒田五法」などを分析手法として使われていますし、出演するDVD教材でも自身は「(大学教授の)林康史さんの次にチャーティスト(テクニカル分析派)である」ときっぱりと語っています。したがって、松田氏が本書で述べている「テクニカル分析は必要はない」とも受け取れる文脈では、説明不足かも。あと、松田氏を神格化するような5つ★評価が並ぶようなレビューは好ましいとは思えません。本書だけでなく、松田氏の過去の著書「FX 「シグナル」を先取りして勝つ!」などチャート分析モノの著書も手にとってバランスよく学んでほしい、と切に願う。
本当のプロが書いた良書。読んで損のない1冊! ★★★★★
本書は、FX取引を「世界経済の現状と今後」という観点からとらえた内容で、
・ユーロ不安
・米国経済の今後
・中国の動向
について具体的に解説されています。
この著者(松田氏)の本はすべてそうなのですが、大局的なものごとの見方、考え方、
個々の情報から筋道をつけて考えを進めていくその方法がみごとです。

ファンダメンタルズを個々の経済指標の解説ではなく、
・テクニカル分析の精度を上げる
・世界経済の大局を読む
・戦うための具体的なシナリオをつくる
ために活用し、2010年から2011年にかけての具体的なFX相場の戦い方が示されています。
中長期的なシナリオづくりの具体的な実践例として大変勉強になります。
なるほど、こういう観点から相場の先々を予想すれば的中率も高いはずだ、と納得です。

共著者である平松氏はファンダメンタルズに造詣が深く、メールマガジンでは辛口の
経済分析、世界動向の分析を行っています。
今回もその特徴が随所に発揮されています。

本書は机上の理屈ではない実践者のノウハウがいっぱい詰まっており、
お気楽なFX本が氾濫する中、本当のプロが書いた手堅い内容の良書だと思います。

ファンダメンタルズを勉強したい人、また、テクニカル派の人もゼッタイ読んで損のない1冊です。

テクニカル派にもお勧めの一冊! ★★★★★
私はテクニカルトレード派で、普段はほとんどファンダメンタルズは
考えずに投資していますが、松田氏の著作なので購入してみました。

結論から言えば買って正解! 久々に5つ星です。
タイトルにある「世界一役に立つ!」も大げさではないと思いました。

この本の目指すところは「テクニカル分析と世界経済の知識の融合」
ということで、テクニカル分析を補足する形で、テクニカル分析を
より有効にするためのファンダメンタルズ分析が書かれています。

素晴らしいのは、一般的なファンダメンタルズ分析の本にありがちな
●●の事象が起きたら一般的には▲▲になる、のような一般公式を
書いたものではなく、松田氏及び共著の平松氏の具体的なシナリオが
書かれていることです。

しかも曖昧な書き方ではなく、「ユーロ円の長期戦略は売り以外に
なし」などとはっきりと自身の考え方を述べています。
勇気のあることだと思います。
読んでいて刺激を受け、ゾクゾクくる本です。

この本を本日、土曜日の休日に読めたことを幸せに感じています。

補足ですが、前作「FXの教科書」にがっかりされた方もこの本は
満足だと思います。