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中学受験に合格する子の親がしていること (PHP新書 675)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: PHP研究所
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当たり前のことが諄々と説かれているが読んで損はない ★★★☆☆
当たり前のことが諄々と説かれているが読んで損はない本である。
「当たり前」はけなしているのではない。
この『当たり前」に気づくかどうかが勝負の分かれ目なのである。

この本を本文中の文章を使って1行で要約するるとこうなる。
『放任でも過干渉でもなく援助が大切』
中学受験の家族は、Fー!のチームを組むべきだ。子はもちろんドライバーだから
親はメカニックになりきって「援助」することだ.余計な口出しも手抜きもまずい。

そして、もうひとつ、「中学受験は人生の基礎ちなる」
私見では、これに英語の基礎が加われば、
(もちろん大人も入れて)日本の常識人上位3割に入れる感覚である。
前作を超えた「バージョンアップ版」! ★★★★★
前作に続く、待望の新刊。
リクエストが多かったのか?(笑)、今回は第三章で「各科目別対策法」も試みている。

ただ、かつて中学受験を体験した一保護者として、まずは先生が最も重要視している、第二章の2「子どもを不合格にする親が陥りやすい五つの過ち」と真摯に向き合ってもらいたいと願う。
決して本意ではないにせよ、「親自身の存在が子供を不幸にし、不合格へと導いている」なんて、あまりに悲しすぎるから・・・。

そしてもう一つ、小林先生といえば「教育の本質を語る人」というイメージがある。
そういう意味からも、前作同様、第四章「人生における中学受験の意義〜学びの果てにあるもの〜」が、個人的には一番好きだ。

別の言い方をすれば、「この第四章が理解でき、共鳴できる保護者であるならば、安心して中学受験に臨んでいけるのではないか?」とさえ思う。

この一冊は、もはや「親と子の教育指南書」という枠組みを超え、「如何に生きるべきか?」という、限りなく哲学書に近い雰囲気さえ醸し出しているのだ。

先生の、決して親を非難しているわけではない語り口、「まだ不幸にして気付いていない親に、自分の知り得た事を、何とかして伝えたい」という必死の思いが、本書を通じ、ひしひしと伝わり、胸を打つ。
これもご本人の持つお人柄だろうか。

例え中学受験が終わっても、高校受験は勿論のこと、生きている限り、教育と接点がなくならない限り、繰り返し読みたくなるような存在価値を感じている。