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恋愛の国のアリス (朝日文庫 た47-1)

価格: ¥483
カテゴリ: 文庫
ブランド: 朝日新聞社
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私は女のコなので、難しいことが考えられません ★★★☆☆
トランプスペード1からダイヤのキング、ジョーカーになぞらえた53篇の恋愛エッセイ集。タロット大アルカナ22をモチーフにしたショートショート。
作者オリジナル恋愛成就シールがついています。

一編一編が短くて読みやすい。しかし、偏った恋愛観にうんざりする面も。オリジナルシールもちょっと変。表紙もどぎついピンク色。作者が苦手な人は避けた方が無難な作品。ロリータやわがまま娘が嫌いな人も。

「私は女のコなので、重たいものが持てません。私は女のコなので、難しいことが考えられません。私は女のコなので、甘いお菓子ばかり食べます。私は女のコなので、綺麗なものにしか興味がありません」(「女帝」より)

「嘘を吐いてもいいよ。ずるいことをしてもいいよ。〜〜けれども約束をしましょう。どんなに卑劣な手段を用いて戦い、昇り詰めようと、自分にだけは嘘を吐かないと。自分だけは騙さないこと。自分の信念だけは何があっても曲げない。これさえ守ればいくら非道なことをしたって後悔する必要はありません」(「世界」より)

どんな恋愛にも当て嵌まる方程式なぞ、存在しない。マニュアルが通用しないからこそ、恋愛は美しいのだから。

まぁ、そうなんだけどね。
嶽本氏の嗜好が最も窺える一冊なのでは? ★★★★★
「恋愛に関するエッセイ」とは銘打っているけれど、私は後半に収録されている、恋愛というものをタロットカード一枚一枚の持つ意味になぞらえて書かれているショート・ストーリーがより面白く読めた。
なかなかこういった芸当ができる人というのはいないと思う。タロットカードについてかなりの知識と愛を持っていなければ、わずか一枚のタロットカードから物語を編み出すということは不可能だ。まずその想像力に脱帽。
前半のエッセイでは、彼らしい美学が凝縮された恋愛論が時折お茶目な顔を覗かせながら語られており、堅苦しさを伴わずに考えさせられるものがあった。確かに、彼が言う通り、私たちは恋愛に対して自らその本来の魅力を半減させてしまうような恋愛をしているかもしれない。これを読んだら、きっとそのことに気付くはず。
しかし、嶽本氏があの「あゆ」のファンだったとは…。わかるような気もするし、意外な気もする。不思議な人だなぁ、野ばらさん…。
恋愛の国の野ばらちゃん。 ★★★★☆
今まで読んだ恋愛に関するエッセイの中では一番好きでした。

北川悦吏子さんや柴門ふみさんなど所謂「恋愛のカリスマ」と言われる人達のエッセイって、すごくロマンチックだったり切なかったりするけれど…野ばらちゃんの恋愛指南は、すごーくキビシい。「怖がってばかりじゃ恋は手に入らないよ」という愛のこもったきついメッセージが満載。

トランプになぞらえて52のショートエッセイから成り立っているこの本、電車で読むには最適でした。一区間で1篇読めてしまうので★

でも、実は私は本編よりも「後書き」が印象的でした。恋する野ばらちゃんの本音がとても素直に綴られていて…。野ばらちゃんて、本当に読者のことを信頼し、愛しているんだなぁと感じました。

共感できる恋愛感 ★★★★★
彼の新刊ということで心待ちにしていました。
内容は野ばらさんの、主に恋愛に関する想いを馳せたエッセイ集。
あゆに対するリスペクト精神、ジーンズを履いてデートに来るなんて論外―などなど。心に残った言葉がいくつもある。
なるほど、と思えることもあれば女の私にも理解不能な乙女心を持っている、そんな野ばらさんを感じることができる一冊です。
ファンの方には本当に幸せになれる本だと思う。私もその一人ですが。
新聞掲載時には読んでないのだが、インパクトのある可愛らしい表紙に店頭で目を惹かれ期待を裏切られず楽しめた。
デザインが・・・ ★★★★☆
内容はとてもよいので、5つ星なのですが
表紙のデザインが、少しがっかり・・・。
下のレビュアーの方もおっしゃってますが、
新聞掲載時のイラストは、とても雰囲気にあっていました。
パステルカラーで、とっても乙女&美しいイラストで。
題字もおしゃれでしたから、装丁が残念です。