北川悦吏子さんや柴門ふみさんなど所謂「恋愛のカリスマ」と言われる人達のエッセイって、すごくロマンチックだったり切なかったりするけれど…野ばらちゃんの恋愛指南は、すごーくキビシい。「怖がってばかりじゃ恋は手に入らないよ」という愛のこもったきついメッセージが満載。
トランプになぞらえて52のショートエッセイから成り立っているこの本、電車で読むには最適でした。一区間で1篇読めてしまうので★
でも、実は私は本編よりも「後書き」が印象的でした。恋する野ばらちゃんの本音がとても素直に綴られていて…。野ばらちゃんて、本当に読者のことを信頼し、愛しているんだなぁと感じました。