1枚のCDとして聴いた時、曲としての完成度にバラつきがあるような印象。
他の方も評価されていますが、4thのアレンジは最高でした。

広義の意味でロックは「若者の音楽」だそうですが、今回のロックもその類のようで。
重いのかと思えばそうでもなく、軽いかというとそうでもなく。
残念ながら原曲の持っていた「味」が完全に生かしきれていないなー、といった感じ。

価格もアレなので、ファンアイテムとしてどうぞ、というCDかな。

あれだけ熱い楽曲を輩出しているワイルドアームズの（なるけ節）楽曲と
ロックが合わないはずは無いと期待していたのですが、
聞いてみると大半がシンセ音で構成された機械音で
生演奏の熱さがまったく持って伝わってこない。

ロックとは名ばかりでアレンジャーの自己満足でしかないアルバム。
むかついたのでＣＤを割りたくなりました。

個人的に「フィーリング　ウインド」とあわせた
コレクターズアイテムとしての価値しかありません。

ジャケット見ておわかりになるかと思いますが、大変「男の子っぽい」編曲になっています。
バトルロードブレイザー（ラストの曲）など、聞いていると10〜20代男性の勢いを感じます。大変エネルギッシュなCDです。燃えます。運転するときには注意です。
ただ、私はあまり重低音が得意でない方なので正直ロックのズンズン音はつらかったです。
それから、折角ギターやサックスのソロを使うなら、もっと前面に出してもよかったかな、とも思います。あくまで私的見解ですが。
おすすめは「空を見上げる君がいるから」です。
メロディーがはっきりしていて秀逸な作品だと思います。

もし、ズンズン（重低）音が苦手でしたら、慣れるまで辛いと言うことを覚悟して購入してください。「空を見上げる君がいるから」以外はかなりつらいです。
もし、ズンズン音がOK、という方ならばなんの問題もありません。ロッキングハートはきっと満足できる一枚だと思います。

米光亮氏編曲の4曲、特に頭のトラック1とトリのトラック17は、
元の旋律が盛り上がるところを更に、グーーーンと持ち上げてくれてすっごい興奮できますよ！

ただ失礼ながら、その他の曲は「ロック風」って感じでうるさいだけであまり興奮できなかったので、曲毎のクオリティ差があるかな？って思ったです。

ですんで、その4曲が良ければ良いやっていう資金に余裕のある方にはオススメです。

WA３のOPムービーに流れるあの「口笛」から、
なるけみちこ節にすっかりハマっちゃって、サントラは全部GET！
先に発売されたピアノアレンジCDの帯に
ロックアレンジCDが出ると知り、楽しみにしていました。

・・・ま、元がゲームの音楽だけに、電子音がメインになってしまうのは
仕方ないのでしょうか・・・
それとも最近はMIDI等の電子的な機材を愛用なさるミュージシャンがほとんどだから
なのでしょうか・・・
ロックというよりは少々テクノっぽい印象を受けるほど
電子音が目だってしまっています。
ナマでバリバリのロックアレンジを期待していらっしゃる方には、ちと肩すかしを
くらっちゃうかも知れません。少なくとも自分はそうでした。
アレンジャーの「若さ」が出てしまってるカンジです・・・少々残念。

それでもなかなか良いカンジのナンバーは多いですよん。
何回も聞くうちにじわじわと良さが出てくる・・・と思うのですが。（笑）
個人的にはFATE BREAKERがヤバイ!・・・んですが、これってJAZZでわ？？（笑）

次はJAZZアレンジを期待！