ドライブ感がたまらない
★★★★☆
シスコのバンド、パブロ・クルーズ。
1973年結成から1985年の解散まで7枚A&Mにアルバムを残す。
やはりトップ10ヒットとなった1曲目と2曲目がかっこよい。
'75年作から#5・12、'76年作から#6と選ばれた曲は少ないがこれ以外にもアルバムの中に良い曲が。
'77年の「A PLACE IN THE SUN」と翌年の「WORLDS AWAY」は彼らの代表作。
2枚の製作者:BILL SCHNEEはBOZ SCAGGSのMIDDLE MAN等を後に製作するが、パブロのサウンドもソウルフルで通ずるところも。
ファンキーな#4でスラップ・ベースをプレイしてるのはTOTOのMIKE PORCAROかと。
また#7はPETER ALLENのオリジナルも是非。
#9は当時ディスコでもヒット。ソウル歌手のカバーもある。
TOM DOWD製作'81年作「REFLECTOR」からのヒット#10以降ヒット曲がなかったが、ご機嫌なサウンドの好バンド。
なおこの20th Century Mastersシリーズは全体的に選曲・音質は良いが曲数が少ないのが残念。以前のパブロのベスト盤位曲数があれば。
また1980年FULL MOONからリリースのINSIDE MOVES(OST)にWHAT YOU'VE GOT TO LOSEという爽快感溢れるアップ・ナンバーが収録されてるものの未CD化。感動的なこの映画のサントラのCD化を熱望(AMBROSIAにMICHEAL McDONALDが手を貸した曲:OUTSIDEも良い曲)。
ん〜〜〜って感じ!?
★★★☆☆
ベスト盤ということで期待してたのですが、思った程ではなかったです。
でも、透明感のあるボーカルは GOOD でした。
リマスターの仕方に好感を持ちました。
★★★★★
80年代以前のアーチストの多くのリマスターCDは、ただただ平均音量を上げるために
過度のオートマキシマイズ処理をしてピーク音をつぶし、低レベルの音を聞き取りやすく
しています。よくリマスターCDで「聞こえなかった音が聞こえるようになった、音量が上がり
高音質になった。」という評価を見ますが、オリジナルの持つ音のダイナミックレンジを削り
ピーク音を大幅に歪ませることでそのような音にされてしまったのです。
ところが、このPablo CruiseのBestはピークを潰すことなくオリジナル音源に
大変忠実な健全なかたちでリマスターされており、好感を持ちました。
なお、この20thCENTURY masters The Millenium Collectionシリーズにはパッケージ方法が
2種有り、これは通常のジュエルケースにライナーノーツ入りのタイプでした。
厚紙に中敷だけの簡易パッケージもあるのですが、やはりこちらの方が扱いやすいです。
サーファー連中の御用達グループ
★★★★☆
当時本物のサーファー達がファイアーフォールとこのバンドをこぞって、車でかけていたなあ。丘サーファー達はジャクソンブラウンや、プレイヤー、よく聞いてたもんです。なつかしい・・
さて、このバンド、なかなか切れの鋭いウェストコーストロックを聞かせてくれます。「Atlanta June」「Zero to sixty in Five」「Place in the Sun」等名曲です。ハーモニーや長めのギターソロパート最高にかっこいいです。今聞いても鳥肌ものです。
ソフトロック、ポップロック
★★★★★
MCAのミレニアムコレクションシリーズの中のひとつ。
リトルリバーバンド、プレイヤー、オーリアンズ、アンブロージアとこのバンドははぜせない。B級バンドかもしれないが、演奏はけっこううまかった(ジャズフュージョンレベルだった)。それにカリフォルニアのイメージを持っていた点が大きい。快適な風とクルージングにぴったりなムードを運んでくれた曲作りのうまかったバンド。
アメリカではスポーツ番組のバックにかかるらしいのがよくわかる
10点中8点 さわやか系ドライブ快適系