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メンデルスゾーン:VN協奏曲

価格: ¥3,150
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
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完璧な演奏、素直な表現力。 ★★★★★
ショスタコーヴィチはこの曲のスタンダードにもなり得る名演。
少しも熱演しているようには見えないのに、演奏のスピード感に手に汗を握ることになります。
ハーンの音楽性はこの曲にあっています。
メンデルスゾーンの方は、この曲には他にも名盤がたくさんありますが、この演奏はそれらに並び立つ名演だと思います。
技術的には完璧で少しも感情的にならないメカニカルな演奏ですが、それによって曲の出来の良さが実感できます。
バイオリニストの素直な表現力に好感が持てます。
SACD版はその場の空気まで一緒に収まっているかのよう。
バイオリニストの息遣いまでもが伝わってきそうです。
騙されたと思ってジャケ買いしましょう ^^) ★★★★★
ジャケットが美しいので、ジャケ買いして良し。(・・・やっぱり美人は特をする?!)
私も最初買ったときはそんなもんだ ^^;)。
CDショップの視聴機は粗悪なものが多いので、こういう音色や微妙なニュアンスに踏み込んだ演奏は判断が難しい時がある。最終的には自分の装置で聞くしかない -_- )。
だが、聴いてみて、聴きなれているはずのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が久々に新鮮に聴こえてきた。ハーンの”節回し”の素晴らしさに感動した。私のこのレコードに対する評は以下である。

「ついにハイフェッツ盤と比肩するレコードが誕生した!」

素晴らしいレコードが誕生した。SACDをお持ちの方はSACD盤を購入した方が良いだろう。
(このレビューは輸入盤向けに既に記載しているレビューを元に再構成しました。)
誰が聴いても楽しめるアルバム ★★★★★
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、といえば、その冒頭2小節目から始まる叙情的な旋律が有名ですが、逆にここの出だしで、ヴァイオリニストしての格が一気に試される箇所でもある。この曲を聴きにくる人は、まずこの冒頭の箇所を一番楽しみにしているのだろうから。

そういう意味では、ヒラリー・ハーンは見事にこの冒頭の出だしを叙情的に弾ききっている。ハイフェッツやオイストラフといった巨匠にはまだ及んでいないかもしれないが、しかし、十分に聴く価値のある演奏であることは疑いない。

メンデルスゾーンは万人向けだが、何よりも白眉となっているのは、その後のショスタコビッチである。この難しい曲を、彼女は力強く弾ききっており、迫力のようなものすら感じることができる。まだ10代であるのに、このような弾き方はできるのは凄い。凄いとしか言い様がない。彼女が何故世界中で支持されているのかが、良くわかる一枚。

ハイフェッツ以来の快演 ★★★★★
メンデルスゾーンの方は、安直かもしれませんが「ハイフェッツ以来の快演」という印象を受けました。終楽章の切れの良さは特に見事です。ショスタコーヴィチの方は、オイストラフあたりに比べるとさすがに淡泊ですが、やはり切れ味の良さが強い武器になっています。この人の演奏は、たとえテンポが速くても乱暴にもならず、それでいて鼻につくような名人芸臭さもなく、音楽だけがダイレクトに心に入ってくる、という感があります。再生環境のある方には、やはりこちらのSACD盤がおすすめです。ヴァイオリンの抜けの良さが段違いです。