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Stable (CCCD)

価格: ¥3,150
カテゴリ: CD
ブランド: avex io
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   リード・シングルとなった<7>を含む、吉田美奈子、5年ぶりの新作。すでにライヴでは披露済みというナンバーから、書き下ろしの新曲まで全10タイトルを収録。彼女のR&Bは相も変わらずのハイ・クオリティで、しかも一段とリッチでシックになっており、もう、メルト・ダウンは必至の状態! 狂おしいほどのバラードが染みること、染みること。こういう血の通った、体温のある音楽は1人でも多くの人に聴いてもらいたい。<2>では槙原敬之がバッキング・ヴォーカルで参加。(春野丸緒)
鋭い観察眼で切り取られた現代世相 ★★★★★
2002年作品。活動は1970年代初頭からという、日本の女性シンガーソングライターの草分け的存在の一人。
ファンク・ソウル・ゴスペル等を基調にした自作曲詞能力の高さと、圧倒的な歌唱力は後進のミュージシャンに大きな影響を
与えている。2000年代に彼女単独名義では3枚の作品をリリースしているが、個人的に最も好きなのが今作である。

彼女の場合、個性的な言葉遣いが大変特徴的であり(「残骸」を「くず」、「音楽」を「しらべ」と読む)、題材にするテーマも恋愛
に留まることなく、鋭い社会観察眼に基づいた現代の世相、孤独感等を絶妙な言葉で表現する。本作に収められた10曲に
て歌われる言葉も様々なテーマに基づいたもので、いつの時代に聴いても説得力を失わないところが凄い。

まずホーン・セクションが炸裂するミディアム・ファンク「Temptation」が最高に格好良い。ボーカルは熱さを持ちながら決し
て余裕を失うことなく、人が欲望に群がる姿と、同時に感じる孤独感・空しさを鋭く問いかける。
刺激的なロック・ファンク「Stinkbug」では、匿名で書き込みができるインターネット社会の無責任性を「名前も顔も無いから神
経(こころ)はザラザラ」、政治家と庶民との心理の隔たりを「明日記憶の無い政治家が声を荒げても 巷の仕事には響かない
願いはバラバラ」と痛烈に切り込む。一方で「Acknowledge」は、人の恨み・空しさといった負の感情に覆われた日常風景(「
週明けの駅」「公園の午後」)を物寂しくつぶやく様が聴き手の心に何とも言えない余韻を残す秀曲だ。

彼女の脂の乗った歌唱も聴き逃せない。音楽の喜びを歌ったゴスペル調の「音楽の言葉」のクライマックスへ向かう高揚感や
、ラストの「星の夜」終盤の圧倒的なゴスペル・コーラスは聴く者に清らかな感動を与えてくれるはずだ。

余りメディアに露出されないので若い方には馴染みが薄い人かもしれないが、是非一度聴いてみてほしい名盤だ。
歌の力 ★★★★★
彼女は90年代後半 SPELL 辺りから聴きだし、はまりました。Liveであれほ粟が立ち続ける(鳥肌っ書くとなんか怖いみたいですので)歌を聴かせられるシンガーは一握りでしょう。

で、本作ですが、私的には「音楽の言葉」に尽きます。ストレートな歌詞は凡百の者が歌うと聴く側が気恥ずかしいのですが、美奈子さんが歌われると、もう…自然に涙がでます。加えてゴスペルを深く咀嚼された曲調も素晴らしい。今までの私のフェイバリット「時よ」に並ぶ名曲だと思います。
stable...最高でした。もっと早く買えば良かった。 ★★★★★
心の琴線に触れるうた。
美奈子さんの曲を聴くとそう思う。
ぐいぐい引っ張られていくその歌声。
特にこのアルバムはそう思ってしまう。

パワフルでエモーショナルでナイーブ。
言葉で説明する必要も無い位ガツンとくるアルバム。

歌うたいを目指す人なら是非とも聴いて欲しい一枚。

さよなら....... ★★★★☆
10曲目の星の夜は吉田美奈子さんの亡くなった愛猫への思いを綴った歌だと聞いています。
この曲を聞くたびに私は亡き父を思い出して涙が止まらなくなる一曲です。
ライブで聞いた時も思わず客席で泣いてしまいまった事があります。
TEMPTATIONと同様にVoice In The Windとアレンジを聞き比べもぜひどうぞ
初めての経験 ★★★★★
1.TALE OF THE SEASONSはシンセサイザーのソロすごくいいです。
2.ENCOUNTERや6.音楽の言葉は今までになくストレートなメッセージの詩となっていて、そこがとてもいい。それから7.TEMPTATIONはシングルで先に聴いていましたが、このブラスアレンジ「カッコいいです」

全体的にパワフルなボーカルなのに、なぜかすごく気持ち良く最後まで聴けてしまう、美奈子さんのアルバムは全部聴いていますが、こんなことは「初めての経験」です。この秋から冬にかけて聴くおすすめの1枚です。