あたたかく、ほのぼのとした作品
★★★★★
今回は記憶を失った幽霊の、ひかるという少女に遊園地で出会い、その記憶を探していく、というストーリーです。
相変わらず全巻からのメンバーで、主人公の広人は
ハーレムですね(笑
ただ、羨ましいとかいう
広人への嫉妬は感じません。
多分、それは同居人たちと広人への間に、「絆」というような繋がりがあるからだと思います。
読んだ後、凄く温かい気持ちになれると思うので、
興味のある方は是非一巻と一緒に買って、読んでみてください。
典型的なハーレム展開か?
★★★★☆
主人公の高校生・鰹屋広人は、梅園で子猫を拾った。しかし翌朝、ネコ耳で素っ裸の美少女が彼の上に乗っかっていた。
「われはねこがみ、そなたの氏神です。」
ねこがみさまは、氏子の鰹屋家繁栄のため、広人に千人の嫁を授けると宣言?!
神様と妖し達がにぎやかに登場するハートフルラブコメ。
登場人物(ヒロイン)は、1巻目からかなり多いのですが、基本的にキャラ構成はメインヒロインである、ネコ耳・天然な「ねこがみさま」を先頭に、良くあるラブコメラノベの典型キャラがずらっと並んでいます。また、ストーリー的にも、初っぱなから典型的なハーレム展開であり、いかにもラノベ的で目新しいものはありません。
それでも、読んでいて特に違和感も感じず、かつ飽きずに読了できました。その理由としては、セリフ廻しのスムーズさと、ヒロインキャラ以外の脇役…本作の場合、主人公以外の男性キャラ2人(守宮、菅原みっちゃん)と涼子部長に味があることだと思います。
ヒロインだけが生き生きと動いても、脇役が死んでいてはストーリーが生きません。
いかにもラノベ的なストーリーの本にとって、実はコレはとても大事なことだと思います。
全体的にラブコメラノベの典型ですが、クライマックスもちょっとホロリとさせられましたし、一応買い続けてみようと思ったので、★4つとします。
懐かしいはずなのになぜか新しい
★★★★★
下宿に美少女の神様がやって来た!しかもネコミミ!!
どの設定も百回くらい見たことがあるような気がするのですが、何故か新しい。
そこはやはり、作者が手練であるということなのでしょうか。萌えのツボを的確に
突いてきます。全属性に弱点を抱える私なぞ、イチコロでした。
途中はややドタバタ感が強かったのですが、最後の言霊にはホロリと来てしまい
ました。なかなかに良い読後感です。
しかし、皆さん度々穿いていないのですが、この作者、何か信念でもあるので
しょうか?いえ、決して苦しゅうはないのですが。