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LIVE FOREVER [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: メディアファクトリー
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ほじくりかえし ★★★☆☆
ブリット・ポップ......その傾向・背景として挙げられるのが、
・大英帝国なるもの(音楽性含め)への傾倒・復古
・イギリスの階級制度(中産階級vs労働者階級)
・バンド・ブーム
・あくまでイギリス国内の「閉じた」ムーヴメント
・イギリス中が湧いた、一過性の快楽的文化
の5点くらいでしょうか、全くの私の主観ですが。

 そんな喧騒のど真ん中にいた、BlurとOasis、双方のインタビューをゲットしているだけでもこのドキュメンタリーは偉いでしょう。彼らは同じ日にシングルを発売してしまったばかりに、その全て(音楽性、歌詞、階級、フロントマン)を比較しつくされたバンドたちで、今でもインタビューの内容からして遺恨が残っています。

 ひたすらシニカルで、傷を少しずつ広げるように、でも自己弁護的に語るBlurのフロントマン、デーモン。対して、態度や口調は相変わらずでかいが、今の勢いの無さが災いしてかとても力無く感じるOasisのノエル。そしてただの馬鹿のリアムに、落ちぶれたとしか他に感想の無いPulpのジャーヴィス。そして、喧騒から離れたブリストルで生き残った、Massive Attackの3Dは、唯一淡々と冷静な分析を続ける。

 そんなに古い時代の話ではないだけに、今の彼らの落ちぶれ度が手に取るように分かり(特にジャーヴィス)、こんなインタビュー本当は皆受けたくなかったんじゃないのかなとか考えたり......。逆に当時この流れから意識的に遠ざかり、イギリス国内に止まらず世界的な成功を収めたRadiohead、Prodigy、Massive Attackなんかの正しさが見えてきたりなんかして、なんだかなあと思いながら見てました。
一つの時代の始まりと終わり ★★★★☆
当時、イギリスのチャートを毎週のようにチェックしていたので
このドキュメンタリーは食い入るように見てしまいました。
特にオアシスのノエルのインタビューが興味深かった。
当時はあまりなにも考えずにオアシスのCDを聴いていましたが
「ワーキングクラスヒーロ」という言葉や、時代を考証する関係者の発言などに、
なぜオアシスの登場があれほど衝撃的でそのスタイルが魅力的に映ったのか
10年越しになんとなくわかったような気がして、自分にとっては見た価値がありました。
「ブリットポップは一過性のお祭り騒ぎだった」という結末ありきで
作られているドキュメンタリーなので、かなり悲観的な分析がされています。
でもイギリスらしいキツイ皮肉とユーモアもあり、楽しんで見れる作品です。
ブリットポップはマイナスな受け止め方で回顧されることの多い流行なのかもしれませんが
とてもパワーのある面白い時期でもあったな〜と思います。
堕ちた偶像。栄枯盛衰ブリットポップ ★★★★☆
ブリットポップが隆盛を極めた時代、一瞬の煌き。
映画はその中心にいたパルプ、プライマルスクリーム、オアシス、ブラー、
OASISのコピーバンド、音楽業界人へのインタビューで構成されたドキュメンタリーです。
栄枯盛衰という言葉がこれ程体現されているものはそう無いと思います。

一気にスターダムにのし上がったOASISとBlur。
本人達と離れたところで話題作りのために仕組まれたような確執、
リリース時期を合わせての直接対決。
業界的タブーという意味合いにおいては言えば、
日本ならキンキキッズとB'ZとMr.Childrenの新譜の発売日を
同時にして戦わせるくらい恐れ多い事だと思っても良いのでは無いでしょうか。

そして敗者への非難、勝者へ高まる次回作への期待と、
高まり過ぎた期待に追いつかなかったと言われている新作。
堕ちた偶像。その落胆からブームはやがて終焉を迎えます。

しかしながら今となっては言われている程酷い作品では無いと再評価されるように、
当時明らかにブームが行き過ぎていたんでしょうね。
当事者達はその周囲、業界とその仕組まれたムーブメントに乗った人々の手で
勝手に祭り上げられ、勝手な理想を抱き、勝手に絶望した。
悲劇のヒーローたるアーティスト達に同情の念を禁じ得ません。自分は皆、好きですけどね。
リブフォエーバァーー ★★★☆☆
内容は何となく想像でけたんで忌避してましたがそろそろ観るかって観たらやっぱし想像どおりでした。
たとえばフラワームーブメントだとかパンクのときと比べて、
ブリットポップのブームってやっぱしちょっと弱い。それを長上に引き延ばしただけのフィルムでした。
イギリス文化好きな人以外と、例えば彼女とかといっしょに観るのはオススメしません。
内容薄い上に色とりどりでミーハーっぽい内容なんで頭弱いんか?と思われる可能性あります。
内容ですが、当時の立役者たちのインタビューで構成されてますが
何だか皆さんに覇気がなくて、それ以前に皆さんブリットポップ期について語るのがちょっとこっぱずかしいような風情で、観てる方もいっしょにぼんやりしてしまいます。
ブラーのデーモンなんか悲壮感+無気力オンリーでかわいそうになってくるほどです。
超然としてるのはオアシスで、兄弟のトークは観てて面白いし、プログラム全体の内容もやはり彼らに傾かざるを得ず、
結局オアシスのための映画になってしまってるのが残念でしたけど、ほかにやりようない感じなので、こんなもんかなぁ、という感想でした。。
でもブラーもオアシスも好きなんで★3つ。
ブリットポップ作品。セル特典映像は期待しないように ★★★☆☆
評価が低いの知った上で見ましたが、
思っていたよりちょっと良かった というのが正直な感想。

保守党から労働党への変化とブリットポップ・音楽業界・若者文化の関係性などは、
日本人になじみが薄いのでとても興味深い。
この時代のブリットポップに興味のある人は見ても損ではないだろう。

ただし、
特典映像の未公開インタビューは無理して見るべきほどでもないので、
「セルDVDで見る必要性がかなり薄い」点に注意がいる。
劇場・レンタルで見たのならもう充分だろう。