それほどでもないと思う
★★★☆☆
他の本が酷すぎるのかもしれませんが
内容はそれほどでもありません。
画期的な書き方が書いてあるわけでもないですし。
期待しすぎなければエッセイとしては面白いかも。
こうやって小説を書くのか
★★★★★
小説を書くと言う仕事は、一般には特殊な能力を持った人間だけに許されたモノだと思われているわけですが、本書を読むとあら不思議。こんなやり方で小説が書けるのか?でもものすごくシンプルで、誰にでも出来そうだぞ!と読めば読むほど衝撃なのです。
プロが手の内を明かすたぐいの本はたくさんありますが、「小説の書き方」と言うジャンルでここまで手の内を明かしたのは本書が最初で最後ではないでしょうか。
しかもこれが、小説家ではなく、編集者が書いたと言う事ところに価値を感じます。
これはありえない
★★★★★
著者の校條剛氏は、29年間「小説新潮」で編集を務めた。
最後の9年間は、編集長の座にあった。
いわば小説の超プロである。
その後、小説を離れたものの、「国家の品格」を250万部のベス
トセラーに導くなど、尋常ではない活躍をしている。
こういう経歴をもった人がもしアメリカ人であれば、教材を10万
円で売ったり、セミナーでがっぽり儲けたりするのであろう。
しかし、氏は30年以上にわたるノウハウをたった1500円ちょっと
のこの本に凝縮し、おしみなく公開している。
解説は丁寧で親切。
本に書いてある順序で事をすすめていけば、いつの間にか1冊
書けてしまうことだろう。
100年に一度の不況がつづいている。
株をするか、FXをするか、不動産をするか、ネットビジネスをす
るか。
しかし日本人の中には、どうも「金のためだけに○○する」ことが
なじまない人が多い。
それなら、自分の人生経験をいかして小説を書いてみればどう
だろう。
先日あるメルマガに、
・警察官なら、「踊る大捜査線」のような小説を書けばいい
・サラリーマンなら「サラリーマン金太郎」「島耕作」のような小説を
書けばいい
・商社マンなら「明日があるさ」のような小説を書けばいい
・銀行員なら、「金融腐蝕列島」のような小説を書けばいい
とあった。
あなたがどんな人生を送ってきたにしろ、小説を書くことはできる。
しかし、「じゃ早速」とはじめても、必ず挫折することだろう。
だがこの本を入手すれば話は別だ。
ハイパーベストセラーのしかけ人が、1500円であなたのコーチに
なってくれる。
1500円は安すぎると思う。
人によっては10万円でも買いである。