ありきたりの「母の愛情に飢えた」主人公のお話にも見えますが、家元が死に、戦争がはじまった時点で物語は急展開していきます。とにかく「すごい」踊りの世界。
薄い一冊ですが、ぎゅっとつまったものすごいものがあります。これの続編の「乱舞」がもう絶版になっているのが残念。ただ、私は乱舞も読みましたが、読んだ後の満足感は「連舞」のほうが格段大きいです。