道化ぶりと感動が交互に顔を出す本作『Evening With the Dixie Chicks』は、1日忙しく働いた後に友だちと会うときを思わせる。みんなが陽気に羽目を外し、露骨すぎる内輪話がビールのようにあふれ、心からの信頼感がゆったりと深まっていく中で、夜が更けてゆく。20代後半の女性を中心とするオーディエンスは、最近経験した離婚や妊娠について遠慮なく語るチックスに家族のような連帯感を感じつつ、うっとりと音楽に聴き入る。「Believe in Love」をはじめとしたドリーミーできらめくような楽曲や、自嘲的で痛烈な「White Trash Wedding」、さらなるおふざけトーク、そこからスティーヴィー・ニックスの「Landslide」のライブ・バージョンへとつながっていく展開などが印象的だ。チックスは、ほとんど気づかれぬほど巧妙にショーのムードを支配しており、注目度の高いチューン(「Top of the World」)や、泣かせるカントリー(「Travelin' Soldier」)をうまく利用している。だが何と言っても際立っているのは、暴力夫への反逆と嘲笑に満ちた皮肉と言えそうな「Goodbye Earl」だ。この曲でチックスは、またしてもオーディエンスに際どい楽しさを吹き込むのである。(Tom Keogh, Amazon.com)
繰り返し観たいのだが・・
★★★★★
彼女達の実力は文句なし。
聴衆が一緒に歌うのは雰囲気としてはいいのだけれど、あまりにもナタリーの声にかぶってしまって繰り返し観て(聴いて)いると聴衆の歌声が耳に障るようになる。
もっとじっくりと彼女達の歌、演奏を聴きたかった。質の高い内容なだけに少し残念。
買いの一枚でしょう!!
★★★★★
カントリー系が嫌いな方でなければ、買いの一枚でしょう!!
何回も見たくなる点など、やはり、最高なんだと思う。
不思議とあきない。
予想以上!!
★★★★★
やっぱディクシーチックス最高!! CDだけで聞いているより、ライブを見たほうが断然彼女たちの魅力にはまります。生音・生演奏の素晴らしさ、そして特にあらゆる弦楽器の演奏がとても心地いいです!! やっぱりwide open spaces が始まったときの、あの会場の盛り上がりには涙が出るほど感動しました…。彼女たちの歌唱力、演奏力はホントに素晴らしい! 絶対見るべし!!
「Home」のライヴヴァージョン
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「Home」リリース前に行われた、Kodak Theatre,New Yorkでのお披露目ライヴを完全収録したもの。なんといっても、「White Trash Wedding」や「Tortured,Tangled Heart」などアップナンバーでのMartieが奏でるヴァイオリンの心地よさに尽きる。彼女たちにはしずかなバラードよりも、アップのほうが似合ってる。そして彼女達の魅力は楽器の演奏をするところでそれを心行くまで堪能できるのが、カントリーウエスタン全開のグラミー賞最優秀カントリーインストゥメンタル受賞曲「Little Jack Slade」。ライヴは和やかで、「Home」をまるごと聴けるしお買い得。大切な人と、家でのんびり夕飯を食べながら観ると心があったまると思いますよ。
もう一枚買っちゃいました!!
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レコードの時代には、聴く(すり減るから)のとコレクションと、同じものを二枚買うマニアはよくいましたが、私も二百枚ほどレコードは持ってますが、一度も二枚は買ったことがありませんでした。 ところがもう一枚買っちゃいました!! DIXIE CHICKSを毎日のように観て聴いて(CDのHOMEも持ってます)、Top of the World(CD)で彼女達を初めて知り、ブルーグラスというジャンルの楽しい音楽に出会い、Top of the World(DVD)で彼女達を初めて観て、もうウキウキでした。 だから、すぐ EVENING~のDVDも買いました。 このライブはい~い、本当にいい、何回観てもいい、参りました。 音声も5.1chが実に定位も良く録音されていて、真ん中にいると、そこはもうコンサート会場そのもの。 こんな低価格で最高のライブを楽しめるなんて、今の時代はなんと幸せなことでしょう!! みなさんもすばらしい彼女たちの応援のために二枚買ってあげましょう。そして、このDVDがお宝になることは間違いなし。