面白いです!!邂逅編の中では、この作品が一番いいと思います。色々考えさせられる作品ですし、直江もここにきてついに…です(@下巻)。にしても、自我の在処とか死生観とか、このシリーズが語っているものを考えれば考えるほど「ライト・ノベル」という括りがどうもしっくりこない今日この頃です。

見どころ
・表紙から直江、役得です。
・「玄奘蜘蛛」は最後に加筆があります
・すでに拉致られグセが＞景虎様。邂逅編シリーズにてすでに（汗）
・ナゾの美形、速之助登場！（イヤな予感が）

直江がいつのまにか景虎をしっかりフォローし始めるその姿に焦る晴家がカワイイです（ムキムキ男だけど）。とっつぁんは脇役になってきましたが渋く活躍。女性が出てきたと思ったら大抵悪役なのがミソ？
景虎という人格を形成してきた過去の話や宿体の主だった人物による悪夢。さらに妙な男に拉致られて危機一髪！さあ、下巻も読みましょう。