ユリ&ケイのスーパーコンビ大復活劇に感謝感激雨あられ。
★★★★★
WWWAがなくなって、人類が滅亡した世界にバイオボーグによって153年の永い冷凍睡眠から覚めたユリとケイ。無敵のスーパーロボットを操縦してダーティペアは事件解決に向かって大暴れ。高千穂遥氏のダーティペアシリーズ第5段−ダーティペアの大復活−に心から「ありがとう」の一言を、感謝を込めて贈りたい。
とにかく楽しい! しかも軽い!
★★★★☆
肩に力が入ることなく一気に読めてしまう面白さ。
まさに「ライトノベル」とはこの本のためにある言葉ではないかと思ってしまいます。
前作で宇宙を漂流することになったケイとユリ。それを助けるなぞの少女。
そして明かされる衝撃の事態。やんごとなき事情で事件に巻き込まれていくケイとユリ。
お約束のようにどんでん返しもあって読むものを飽きさせませんが、秀逸なのは中盤から終盤へ向けての展開でしょう。もうただひたすらおバカな展開が続きます。あなたは読者としてこの展開に大笑いするか、もしくはケイのようにあっけにとられてしまうか、そのどちらかでしょう。
通勤時間の片道でほとんど読み終わってしまうほどの軽さ。とにかく楽しい一作ですのでぜひご一読を。
シリーズの転換点かも
★★★★☆
ダーティペアのシリーズは、オンナの意地の張り合いと
主人公の意図に反してド派手にぶっ壊すハチャメチャぶりがウリで、
正直どれを読んでも内容の似通った単調なシリーズと思っていました。
しかも、前作で主人公2人は行方不明となり、
作者もこのシリーズは行き詰まったので書くのをやめたのかと思ったのに、
続編が出たということで購入しました。
最初から今までの世界観を覆すような話がどんどんでてくるし、
いったいどうなってるのかわからないおかげで
中盤までは一気に読めました。
問題は後半です。
高千穂 遥さんも昔ロボットアニメの制作スタジオなどで働いていたせいか、
コアなファンにもそういう方が多いのか、理由はわかりませんが、
いままでの格闘技、プロレス路線からオタク路線にシフトしたようですね。
後半のオタク路線まっしぐらな展開には、ついて行けない人もいるかもしれません。
私は、いままでのフィクションにありがちなオンナの張り合いよりもずっと楽しく読むことができました。
戦いのセオリーもマンネリから逸脱したし、
最後の最後までオチがついて、
これからの続編に期待がもてる作品になったのではないでしょうか。
マンネリな話と思っていた方にぜひ読んで欲しい1冊です。
ははは・・・、のふっかつ?!です
★★★☆☆
まあ、嫌いなシリーズではないので購入しました。
(一応本編は全部購入しています)
「読みやすい」と言う点は評価します。
あとは『好み』ですからねえ。