トランペッターのリック・ブラウン、ワーナーでの初のレコーディングは、説得力があり抑えめの作品で、オリジナルの楽曲よりもそのカバーのほうが目を引く内容かもしれない。ビル・ウィザースのくすぶるような「Use Me」をこのアルバムに選んだことは、特に賢明だった。遊び心のある魅惑的な解釈は、この曲がブラウンのトランペットとフリューゲルホンのために作られたような印象すら与える。その後、ブラウンはレオン・ラッセルの「Song for You」を奥ゆかしいヒップホップの質感で飾り、シャイをヴォーカルに迎えてソウルフルなタッチを醸しだしている。一方、ブラウン自身の曲もスタイリッシュで洗練されているが、人によっては、このアルバムでの彼のサウンドは説得力があると言うよりも、そこそこだと言うだろう。「Car Wash 2000」ではギタリストのノーマン・ブラウン、アルバム・タイトル曲ではピーター・ホワイトがゲスト参加しているが、火花はほとんど出していない。ブラウンの最高の瞬間は、彼が想像力豊かなラインを物憂げな「Middle of the Night」のメロディーに合わせた時だ。この色合いがゆっくりと最後の曲、優しい「Emma's Song」でまとめられる。ほとんど知らなかったが、フリューゲルホンのことがもっと知りたくなった? では、ロンドン生まれのミュージシャン、ジェラルド・プレゼンサーによる『Platypus』を聞いてみよう。(Terry Wood, Amazon.com)
Rickの最高傑作!
★★★★★
ちょっと、明るくて優しい感じのする Trumpet, Flugelhornの演奏がこの人らしいです。
それを際立たせるPaul Brownの鉄壁のProduce。基本的にR&Bベースでちょっとファンキー
そしてメロウなリズム、その中で見事に「歌う」Trumpet, Flugelhornカッコイイです。
アルバムの曲の流れも実に見事。Rick Braunの最高傑作ですね。
スムーズジャズ=トランペット、フリューゲルホーン、ピアノ
★★★★★
今一番勢いがある人物。美しいバラードをやらせるとさすがの一言。
今回はマルチインスト奏者ぶりを立派にこなし、アルバム全体のバランス、表現したい事に対する焦点あわせ、など見事な完成度ぶり。
切なく甘いバラードは聴く価値あり。ギタリスト+サックス奏者とも絶妙なコラボレーションを達成。
10点中10点 HIGHLY RECOMMENDED
Kisses in the rain
★★★★★
雨の中でのKiss。ちょっと肩を寄り添って、じっくり聴ける曲です。
ペットが切なく泣いてる感じが、ジーンときます。
いつも聴いていたい1曲です。