拡大してみると、意外なものも美しく見えたりしますが
それが、良い物、だったら・・・。
それが、この本だと思います。
「やきもの」ということで、ちょっと距離を感じるかもしれませんが
実際に手に取って、開くと、つい、見入ってしまうような写真が
そこにありました。

重々しい作品も良いものですが、かわいらしいものもあったりして。

一度は、是非、手に取り、開いて欲しいと思う本です。

もう本当に驚きました。垂涎ものの焼き物を、最新のデジタル技術と印刷術で再現しています。展覧会などでやきものを見ても、ディテールってなかなかわかりませんよね。それがばっちり見えます。中でも圧巻は曜変天目。もう完全に宇宙が写ってます。妖しい瑠璃の光を放つ色。とにかく美しいです。そして、茶せんの傷までしっかり見えてます。国宝、重文が満載で、まさに紙上展覧会といった感じです。焼き物ファン、お茶愛好家の方は必見です。
私にとってのまさに永久保存愛蔵版となりました。