この巻には某展示即売会社と同じ商法を匂わせる販売方法が書かれているが、実際絵画の値段を決めるのは本人の心であり、本当の市場価格など存在しないのだ。…にも関わらずこの本では展示即売会を「本当の市場価格の数倍の値段で販売してる悪徳商法」のように書かれている。
セールスとはモノではなく、人の心を売るものである。
モノの値段という曖昧な価値基準のみで判別する消費者保護センターの人間のような知識だけで書かれてるこの本は、資本主義経済の現場を知らない馬鹿が書いたとしか思えない。