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源氏物語〈1〉 (岩波文庫)

価格: ¥945
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: 岩波書店
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やはり原文は良し。 ★★★★☆
「桐壺」から「花散里」までを所収。ほかの方も書いていらっしゃる通り、注釈は巻末に一括掲載形式で、現代語訳はなし。ただし、目次ページが細分化されており、話のまとまりごとに引けるようになっていますので、その部分を読めばおおまかなあらすじはつかめます。
解説は最終巻に掲載とのことですので、底本はレビュー作成時点でつかんでおりません。
本文は、編者により段落分け・会話部分の括弧とじ・横注による主語の明示がなされています。私的には、それだけでかなり読みやすく感じました……ええ、学生時代の教科書や問題集で見た白文まるまるよりはずぅーっと読みやすいです。
学生時代のイメージで「源氏難しそう」と思ってらっしゃる方、そうでもなかったですよ。
まあ軍記物よりは古語辞典ほしくなりますが。
昔、与謝野晶子さんの訳を読んだのですが、原文はやはり別物ですね。
訳文だったら簡単に読み飛ばしてしまいそうな、ちょっとした一文がどきりとするほど美しい。
で、やられました(笑)桐壺3ページ目くらいで(笑)
こうなったら何年かかっても全巻読了する他ないですね。
というわけで、訳本を読んだという方にもおすすめです。やはり原文が一番。
うーん ★★★☆☆
注釈が一番後ろに集まっていてよくない。さらに印刷も悪い。これで読破できる人を尊敬します。

やや高いですが、小学館から出ている「日本古典文学全集」という、上段に注釈、真ん中に本文、下段に現代語訳がついているものがお勧めです。

日本のこころ ★★★★★
源氏物語はあまりにも有名過ぎて敬遠していた。しかしやはりすばらしい。古文を味わおう。日本のこころ。