人間弱いので、なかなか実践は難しい・・・
★★★★★
企業の人材・組織開発サービスを手掛ける
グロービス・オーガニゼーション・ラーニング社の
カンパニー・プレジデントによる著書。
著者はグロービスグループ各社で
リーダーシップのクラスも自ら担当されている。
本書の内容は、実際のシチュエーションに即した
事例に沿って解説されており、非常に判り易く実践的。
しかし本書を読むだけで、素晴らしいリーダーに
なれるかどうかは残念ながらまた別問題である。
実は先般、この講師の授業にどっぷり二日間
漬かる機会があったのだが(それで本書も手に取っている)
今までにない濃密な二日間であった。
ひたすら自問を強要(!)される機会がないと
人間弱いので、なかなか実践は難しい・・・。
3時間で読めるのでお奨めです
★★★★☆
リーダーシップ論は、抽象的でむづかしくなりがちだが、ケースをおりまぜつつ自問力というキーワードでわかりやすくまとめている。
リーダーシップのチェックリストがついているのでこれで自分がリーダーシップを発揮できているか自問してみると、出来てない自分に愕然とした。
よみやすいです
★★☆☆☆
キマした!グロービス現役講師ですw
この人のクラスを受けたことはありませんが、本の内容はグロービスのケースくさかったです。
本の中で、ドラッガーはいいよね。センゲってすごいよね。みたいなことが羅列されており、議論が余りなく、
事例ベースでとりあえず感覚を学ぼうぜ!くらいの入門・基礎編になっています。
2,3箇所ずしっときたところがあるのですが、人により、思い感度が異なるので、この組織において拾って欲しい言葉は、
「情報はあがってこず、拾いにいけ!」です。
「それ、きいてません。」っていうのではなく、あなたがリーダーになりたいのなら、「それ、きいてません。」でおわらさず、情報は拾いにいく。もっと言えば、「言い訳すんな。」ですねw
勿論、「それ、きいてません」って状態になっていること自体、改善すべき箇所なのですが、そういう状態になっているところから、いきなり透過的な組織を目指そうとも、段階的にそこまで到達することは困難です。
なので、まずは、「それ、きいてません。」は言わない。「言い訳はしない。」これっすね。
素晴らしい、理解の深まる良書です。
★★★★★
リーダーシップに関する本は数多く読みましたが、本書はとても具体的で、わかりやすく、また事例の小説のようなストーリー展開も読んでいて面白く、ぐんぐん中身に引き込まれました。
ストーリーがとても現実性のある内容で、自分ならどうするか?と考えながら読み、その後で著者の解説が丁寧に書かれています。本当に素晴らしい本です。感動しました。
本書に書かれているようなことがすべて実践できれば、それは立派なリーダーとなるのでしょうが、なかなか難しいですね。
しかし、このような素晴らしい本にせっかく出会えたので、何回も読み返し、自分のものにしたいと思います。
グロービスから「実感するMBA」のシリーズ第一弾であり、今後も引き続き各種発刊されるようなので、とても期待しています。
グロービスについては、恥ずかしながら今回初めて知ったのですが、早速セミナーにも申し込みました。
リーダーシップが良く分かる!
★★★★★
リーダーシップという言葉をよく耳にするが、実際、今までは漠然としていて分かりづらかった。
どんな風にリーダーシップを発揮すれば、皆がついてきてくれるのか?毎日自問の連続だった。
本屋でこの本を見た時、この本に答えがある!と直感し、読み進めた結果、充分に納得が行く内容。
リーダーとはどうあるべきか?部下達とどのように関わるべきか?
リーダーとしての想いをどのように伝えるのがベストか?
などなど、惜しげもなく書かれていて、盛りだくさんな内容。
実際どこにでも起こりそうなケースが物語風に描かれていて、つい、ビジネス本だった事を
忘れてしまいそうになる。
私は、女性ですが、女性のリーダー達にも是非是非読んで貰いたいですね。
本当にお勧めの本です。