目の前にステージを駆け回るタケが浮かぶ
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落ち込んだときに今これを聴くと効きますね。
朝の出勤時、車で歌いながら聴いてます。
当時、全盛期だったコンサートツアー、
メンバー全員もノリノリだったし、
タケはステージの端から端まで走り回っていた姿が目に浮かびます。
プリプリ踊りながら(^o^)
自分自身も最高に幸せな時代たった。
そんな気分にさせてくれる一枚ですね。
数あるアルバムの中でちょっと独特なタッチを持つ
アルバムだと私は感じますが、ファンの皆さんどうでしょう?
ジャケ写真や、当時の動画とかみると、
改めて、タケはチャーミングだったな、
と今感じます。
70年代を感じるならこの1枚
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70年代を一日の時間帯に例えると、夕方でしょうか。美しくもあり、悲しくもあり、夕やけを見ながら素直な気持ちになれる方にぜひお勧めです。社会的であり、自由を求めてやまない70年代を総括した、まさに金字塔的な作品だと思います。ゴダイゴらしく知的に軽やかにまとまっている素晴らしい作品です。
《ディケイドゥ》だよ!
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ディケイドゥと読むと知ってから、身につき始めた英語。それからもう20年以上が過ぎた。
初めてこのアルバムを買った時、一ドルがまだ240円でした。それでも、円高の文字が連日新聞の一面に。
全曲を通して語られている、将来への不安は、それほどでもなかったけど・・・
ゴダイゴが、多分世間に向けて歌い、力づけて、明るい未来に期待した曲、《プログレス・アンド・ハーモニー》私が勝手にそう解釈しているだけですけどね。
その曲に込められた期待だけが、まだ実現してないような、今平和だからしたような・・・
華やかさを求めるならおすすめしません。真剣に人生を考えるなら最適なアルバムです。
スティーヴ・フォックスの素敵な低音ボイスも、歌詞を真面目に聴いていると、哲学的に悩みます。
名曲多い意欲作。
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自分たちが生きてきた時代を自らの音楽で評価し検証するという
トータルコンセプトアルバム。
デリケートな題材に臆することなく立ち向かっているヨーコの英語詩に
タケとミッキーのポップセンスがエッセンスとして加わり
社会的な題材でありながら決してネガティブになっていないところはさすが。
各作品の完成度は高くサウンド的にはクリエイティブなピークを
迎えたと言っても過言ではない意欲作。
祝!リマスター盤発売
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ストーリーコンセプトアルバムは数あれど、物語ではなく1970年代の世界の動きを一枚のアルバムにしてしまった・・・こんな発想で作られたアルバムは、たぶん後にも先にもこれだけだろう。
様々なタイプの楽曲を並べて幅広い音楽性を披露しつつ、国家の趨勢や事件を象徴的に描く歌詞世界も見事である。
それぞれの楽曲の解説は、LPで発売された当時のものが復刻されているので、そちらを参照してほしい。
音楽でこんなことも表現できるのだ、という可能性を知らしめてくれた日本音楽史上に残る名盤だ、と思っている。
GODIEGOは「ヒット曲を量産したグループ」というだけでなく、こんなアルバムを作る音楽集団でもあるのだという側面もぜひ知ってほしい。