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放浪息子 (1) (BEAM COMIX)

価格: ¥651
カテゴリ: コミック
ブランド: エンターブレイン
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淡々と ★★★★★
ぼくは、女の子
お母さんがいて、お父さんがいて、ちょっと意地悪なお姉ちゃんがいる
家族に囲まれて平凡な生活を送っている小学生五年生の二鳥くん
私は、男の子な高槻くんとお互いの秘密を共有しつつ流れていく日常を淡々と綴ったお話です
曖昧で心地いい世界 ★★★★★
未来も自分自身のことも
曖昧でわからない
だけど、心地いい世界。

作風と画風がとっても合っています。

コマの白さが淡い気持ち、曖昧さを
さらに引き立てます。

微妙で見逃すほどの一瞬の気持ちを
描くのが上手。

普通の漫画家なら、絶対スルーしてしまう
とこなのに。

小学校の時の気が合わない子の
誕生日会。

ナプキンを持ってて男子にからかわれた。

恥ずかしさやもどかしさが
リアルに伝わる漫画です。
「男の子の身体を持った女の子」が周囲の女の子と姉妹のような関係を築いていく物語。 ★★★★★
二鳥修一。心は女の子な男の子。男女の推定割合は「女9以上、男1未満」。
高槻よしの。心は男の子な女の子。男女の推定割合は「男7、女3」。
2人の主人公を立てる。

心と体の「性の不一致」。本来ならもっと「重苦しい展開」になりそうな題材。
それを繊細な絵柄で重苦しくなり過ぎないように描く作者の力量に感服。

転校生の二鳥くんのお友達は「女の子」ばっかり。
転校先に限らず転校前の学校でもそうだったらしい。
容姿が可愛らしくて大人しくて、料理やお話を考えたりすることが得意。
同級生の男子に見られるような「幼稚さ」や「乱暴さ」や「下品さ」は欠片もない。
だって二鳥くんの心は「女の子そのもの」。でも男の子の身体を持ってしまった。

前述の理由から男子は苦手。男子の友達もいない。
本来なら男子にも女子にも属せず「ひとりぼっち」になっても苦しんでもおかしくなかった。
が、そこは精神的に同時期の男子に比して優位に立つ周囲の女の子たち。
無意識のうちにも二鳥くんが「男の子の姿をした女の子」であることに気付く子がチラホラ。

姿形に騙されて真実が見えなくなるような「フシ穴」ではない女の子は二鳥くんに性別を超えた友情を感じるようになっていく。
男女逆の立場で、本質的には同じ悩みを抱え込む「高槻よしの」との出会いも大きな意味を持つ。
同じ悩みを抱え、理解し合い、そして立ち向かう「同志」を得たことは両者にとって、他の誰との出会いとも違う安心感をもたらしたはずだ。

小学校高学年からお話は中学生へと移り、二鳥くんもよしのも仲間たちと共に成長する。
思春期前夜の心身が「男」に変わり「女」へと変化していく過程で、2人は「普通の男女がブチ当たらない壁」にぶつかる。

「心が女の子」の二鳥くんが、周囲の女の子たちと「姉妹のような関係」を築いていく日々が語られる。

良いよ! ★★★★★
漫画はあまり買うことがなく読むときは立ち読みでしかもあまりはまらない私ですが、これはドンピシャ

小学校以来久しぶりにしっかり漫画集めはじめました。

心理描写が細かい細かい
昔そんなこと考えてたな
そんな子本当にいたなあとかいうのがなんともリアルでわかりやすく。
これだけ心理描写や背景が現実味のある漫画は素晴らしいです。

ひとりっこの私は案外千葉さんに共感できるところがあり
個人的に私は千葉さんが好き。
モヤモヤするのが、よい・・・のかな? ★★★★☆
モヤモヤして気持ち悪いです。うぅ・・・
理由は他の方がレビューで書かれていたとおり、
僕が物事をハッキリさせたがる性格だからだと思います。
「男なのか女なのかハッキリしろ!」みたいな笑

日本人の好きな「間」というか「余韻」みたいなものが沢山ある漫画です。

読んでてモヤモヤするのですけれど、僕らも現実ではモヤモヤを感じることも多く
そういう意味では「漫画にしてはよく表現したな」、と感心せざるを得ません。

キャラクターと一緒にモヤモヤしてしまうので、素直に楽しく読めませんが
やっぱり、上手い、と思わされます。