幕末の歴史を「英語が日本に入ってきた」事を視点に入れて書かれてあり、改めて今の日本のあり方、在りようを考えさせられました。
また、あまりに面白かったので、明石さんがたくさん抜粋している原書”Bushido -The Sould of Japan 新渡戸稲造”も購入してしまいました。(こちらは英語なので、まだ読んでいませんが、是非、日本の真髄を明治時代の人の視点からじっくり読んでみたいと思っています)
英語というユニークな視点で捉えられていて、幕末の歴史好きの人達には楽しめる内容になっています。特にペリー来航の時に応対にあたった通訳の奮闘のドラマは、臨場感たっぷりに描かれていてわくわくしながら読めました。それぞれの章の末尾についているコラムも説得力がある内容でした。