beautiful day
★★★★★
小沼ようすけ氏の最新アルバム。ベンソンが「ブリージン」を録音したスタジオでレコーディングしたそう。
今までもアルバムごとに雰囲気が違ったように、今作はとても癒される曲が満載です。
ベンソンのカバーもアレンジが素晴らしい。
強力なバンドパワー
★★★★☆
世界最高峰のリズムセクションを持って、録音された本作。
私としては3曲目までの流れは非常に心奪われる、すばらしい流れ様でこの部分だけで満足してしまいます。
ほかの方が小沼さんの作曲力不足に言及されているのを見たことがありますが、それは若干否めないところで、4曲目以降が若干印象無いのが残念です。
あとはバンドパワー(特にリンカーンの表現力はすごすぎます!)と、SA-CDの高音質がすばらしい。
しかし、PCで聴きたくて、リッピングしようとしたら、PCのdisk drive がいかれました。それに、CDコンポの調子も悪いような、、、。
いや、古いものなので、そろそろといったところなんですが、とどめさされたようで(笑)
もしや、SA-CDってCCCDよりたちが悪い、、、?
自然と音楽 ギターの心地よさと爽快感の調和
★★★★☆
休日の昼下がり、読書の傍らに聴く音楽にも心地よさを求めます。緊張を強いられることなく、ある種の開放感をもった心の飛翔の手助けとなるような音楽が好きです。
小沼ようすけの『ビューティフル・デイ』はそのような時に聴く音楽として適しています。小沼ようすけ(Electric Guitars, Acoustic Guitar, Gut Guitar, Electric Sitar)、リンカーン・ゴーインズ(Electric Bass, Acoustic Bass)、スティーヴ・フェローン(Drums)、そしてアル・シュミット(エンジニア)。2007年7月〜8月にかけて録音したもので、L.A. のキャピトル・スタジオでのレコーディングですので、ウェスト・コーストの爽やかな風が飛びこんでくるようです。
趣味のサーフィンのように自由に風をとらえて、太陽の下、波との会話を楽しんでいるようなセッションだと感じました。
サウンドイメージはフュージョン系ですが、今回は従来の小沼ようすけのサウンドよりは、L.A.のサウンドを意識したものになっています。メンバーとの対話によって音の傾向が変わるからこそ、新しい発見があるのですが・・・・。少しL.A.色が強かったのかな、という感じも受けました。
個人的には、「Sunset」のようなアコースティックなサウンドに惹かれます。一番のお気に入りは「Malibu〜memory of beautiful days〜」で、そこでの波の音をバックにしたギターソロは、自然と音楽との融合が感じられます。
彼のギターの何気ない音の一つ一つにステキなメッセージが込められており、リスナーはその感性の心地よさに身をまかせ、夢心地へといざなわれることでしょう。
潮風のイメージ
★★★★☆
小沼ようすけさんの今回のテーマは海風とサーフィンで、今までの都会のジャズから自然の風をジャズで表現されています。
曲の中ではRide、タイトルのBeautiful Day、Affirmationがとても好きです。
特に、AffirmationはJ.ベンソンの名盤ブリージンの1曲でもあり、私も大好きで、小沼さん流にアレンジされており、聞けば聞くほど味が出ます。Good(sy)